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美味しいもの日記#19「おぜんざい」

まだまだお正月気分が抜け切らない1月上旬。
寒さも手伝って、お雑煮やおしるこおぜんざいなどの、温かいお椀のおもち料理を食べたい気分になりがちです。

美味しいおもち料理を食べたい時、季節に関係なくいつも伺ってしまう大好きなお店があります。
浦和の老舗おだんご屋「ときわだんご」さん。
お持ち帰りだけでなく、甘味処も経営されていて、落ち着いた雰囲気が1人でものんびりできるので、足繁く訪問しています。

今回はガッツリあんこを味わいたい気分だったので「おぜんざい」を頂きました。

箸休めのお漬物も美味しいのです。

熱々のあんこは、しっかり甘いのにスッキリしており、途中で苦しくならず、ペロリと食べられてしまう美味しさ。
おもちもふわふわと柔らかく、時間が経っても固くならずとてもよく伸びます。

美味しい…。
今までおぜんざいは、正月に祖母が手作りしてくれていた、激激甘ったるい物しか知らなかった私。
ときわだんごさんのおぜんざいを初めて食べて、改めておぜんざいの美味しさを知ることができました。

おもちは2個入っています。

今ではスッカリお気に入りの「関東風おぜんざい」。
関西出身の私にとって、この汁気のないあんこを使用したおぜんざいは、初めて見た時は驚きの存在でした。

おぜんざいもおしるこも、あんこを水でのばして作る物という認識で「おぜんざい=粒あん」「おしるこ=こしあん」だと思っていました。
なので、どちらも少し水っぽい印象があり、子供の頃は「うすーいあんこ」を食べている気分で、実はあまり好きではなかったのです。

ときわだんごさんで、汁気のないおぜんざいに初めて出会いました。
水で薄まることなく、濃厚なあんこを堪能できる「関東風おぜんざい」に感動。
是非とも子供の頃の自分に食べさせてやりたい!と思ったりなどもしました。

ときわだんごさんのメニューには簡単な説明文もあり
関西人の私でも注文しやすかったです。

ちなみにおしるこも、全然水っぽくなくとても美味しいです。
こしあんのおしるこも、初めて食べたのですがトロトロで美味しいですね。
こちらもスッカリお気に入りです。

ときわだんごさんのおぜんざいに舌鼓を打ちながら「コンビニのクリームぜんざいが、汁気がないのに何故"ぜんざい"なのか」という理由に今更気が付く…
そんなお茶の時間を過ごしていました。

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