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マズローの五段階欲求

こんにちは。倉増哲州です。

台風一過の今日。
少し風が強いですが、お日様もでて涼しい一日。

今日はここで一度書きたいと思っていた心理学のお話。
お話といっても心理学を少しかじったことのある人なら
聞いたことがある人も多いであろうお話。

【マズローの五段階欲求】
ってご存じですか? もしかしたらマズローの欲求五段階説とか言い方は色々ありますが、、

かくいうわたしも、数年前のコロナ禍にちょこっと心理学をかじったぐらいなので、以下はだいたいの概要になっちゃうのですが、
このお話が個人的になるほど~と腑に落ちることが多かったので。
詳しく知りたい方は、僕のお話を鵜呑みにせずご自分で調べてみてくださいね。

人間の欲求は、「生理的欲求」「安心・安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の五段階があるっていう考え方で、
それぞれの欲求が「生理的欲求」から順にピラミッド状に構成されている。

生理的欲求というのは、簡単にいえばお腹が空いた、喉が渇いた、トイレいきたい、眠りたい…といったもの。
安全欲求は、自分がおかれている状況に危険がないか?というもので、安心・安全を得たい、危険を避けたいという欲求。
ぐらぐら足場の悪い高い場所にいたとしたら立ち去りたいと思ったりすることで、きっと暴力や罵声が飛び交うようなハラスメントな現場もこれにあたると思う。
社会的欲求は、わかりやすく言えば所属欲求。自分の居場所をみつける。
自分がここにいてもいいんだ、役に立ってるんだということ。
家族とか、クラスとか会社とか、習い事のコミュニティでもいいし、劇団とかバンドとかもこれに当たると思う。
次に承認欲求。これよく聞きますよね。多くの現代の人が求めているやつ。
自尊欲求、自尊感情ともいったりする。
誰かに認めてもらいたい、誰かから価値ある存在と認められたいってやつ。
最後の自己実現欲求は以下の全てが満たされた人が到達する欲求みたいで、数パーセントの人しか辿りつけないみたいなのでここでは忘れます 笑

この欲求が順に“ピラミッド状になっている”というのがミソで、
やっぱり土台がしっかりしていないと、いくら上に積み重ねようとしても上手くいくはずがないのと一緒で、
人の欲求というものも低層から一つずつ満たしていかないといけないのです。

なので最近よく自尊感情が低いから、、
承認欲求が満たされなくて、、
っていう人がいらっしゃったりする人が多く、すぐにそこだけを満たそうとするんだけど、
その前に下の層の欲求が満たされていないから、上手くいかなくて、それでさらに自尊感情が低くなって負のループに陥ってしまったりすることも。
時にはSNSで炎上したり、犯罪になってしまったり…

やっぱり自分のことや、自分がおかれている状況をしっかり自分で把握することが大事だなぁと思う。
トイレにいきたくて我慢しながら、誰かのためにご飯を作ってあげようとは中々ならないだろうし、
パワハラの会社で、いつだれから罵声を浴びせられるかわからない状況で良いパフォーマンスができることは難しい。

承認欲求があることが悪いように言われることも多いですけど、これは誰しもが持っているものだし、僕もある。
たぶん僕も含めてこの欲求の満たし方が下手な人が多いのかなぁ。

まず生理的欲求を満たし、安全欲求を満たして、所属欲求を満たしたあとで
承認欲求にとりかかる。
これを意識するだけで結構毎日の生き方が楽になるかもしれませんよ~。

また気が向いたら社会的欲求(所属欲求)についてもお話しまーす。

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