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所属欲求について

こんにちは。倉増哲州です。

今日も引き続き、ちょっとした心理のお話。
昨日のマズローの五段階欲求のお話を僕なりにしました。

今日はその中でも【社会的欲求】について少しお話してみたいと思います。
この社会的欲求は所属欲求とも言ったりしますが、もしかしたらこっちの方がイメージしやすいかも。

あ、さきにお断りしておきますが、以下は僕が知り得たことを元に、僕なりの解釈、理解してることなので、色んな考え方はもちろんあります。なので、もし興味のある方はご自分でも調べてみてくださいね。

ということで、この社会的欲求はマズローの五段階欲求で言えば、
生理的欲求、安心・安全欲求に続いて3つ目の層に位置する欲求。

分かりやすく言えば、社会的生き物といわれる僕たち人間が集団(社会)の中で自分の居場所を見つけたいと思うことです。
集団というのは小さいところならば家族がそうですし、学校や会社。
広げていくと人によっては生まれた町、都道府県、国、民族、宗教、世代となるのかもしれません。
今やっている高校野球も○○県代表と聞くと地元の高校を応援したくなったり、相撲も出身地を書いてますよね。
これは多くの人にどこか所属感があるからだと思います。
オリンピックとかW杯で日本代表を応援することを考えたら分かりやすいですよね。(例えがおっさんですみません。。笑)
あと、何故か自分と同じ誕生日芸能人に親しみを持ったりもこれかなと。

この社会的欲求・所属欲求というのがなかなか簡単そうで満たされない人が割と多いのではと思ったりします。
その大きな原因が人間関係。

2人以上集まれば集団。
おのずと人が集まれば色々軋轢もうまれたりする。
家族でさえそういうことは多々あるし、学校、会社となれば…
色んな問題や悩みはみなさんも一度は抱えたことのある人が沢山だと思います。

その中で、自分の居場所を作るために「役に立ちたい」と思う。
その集団の役に立つと自分がここに居ていいんだ、という自己有用感が高まる。
そのやり方は人それぞれで、自分の能力を使うひともいれば、面白い発言をしてみようと思ったり、困ってる人を助けようとしたりと様々。
別に否定はできないですけど、噂話をしたり、不安を煽って注目を集めようとするのもこれにあたるような気がしている。

まぁとにかく、社会的欲求は自分自身のことでなく“ヒト”が絡んでくるだけに、色々とややこしいことも多いのです。
もちろん今自分が素敵な集団に居るってことはほんとに素晴らしいことです。

世の中の多くの人はだいたいが「家族」と、「学校か会社」という2つのコミュニティに属してる人が多いかなと思うんですが、
それだと家族でちょっと喧嘩しちゃったとか、学校で友達と喧嘩してしまった。。
なんかのときに一気に社会的欲求が満たされなくなって生活がしんどくなってしまうリスクが大きい。

僕がおすすめしたいのは、
3つめの所属をつくることです。
別に何個所属したっていいんです。多すぎてもあれだけどリスク拡散にはなるし、そこからまた新しい楽しみが増えることもある。

例えば、習い事のサークル。塾。フィットネス。
行きつけのお店を作るとかでも大丈夫です。
別に仲良くなる必要はなくて、顔見知り、挨拶を交わす程度になれば所属感が湧いて、なんか楽しくなったりします。

まぁもちろん今のままで充分ってひとはそのままで、無理に作る必要なないですけど、
みなさんも良ければ3つ目の所属を作ってみるのも面白いんじゃないでしょうか。

僕は承認欲求よりも、結構自分のこの社会的欲求、所属欲求を分析、満たしてあげることが、日々楽しく過ごすのに大切なような気がしていたりします。


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