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昔、よく読んでいた雑誌

こんにちは。倉増哲州です。

今日はいただいていたリクエストにお答えするコーナー
テーマは
「よく読んでた雑誌」

今現在、雑誌というものを定期的に読むということはないのですが、
昔も昔、僕が中学生の頃密かに定期購読して購入していたのが
『ロードショー』と『スクリーン』
という映画の雑誌。

あの頃は、滋賀の田舎に住むただの中学生。
近くに映画館すらない、ましてや今みたいにインターネットもないし、YouTubeもない…
そんな中学生がただただ憧れた洋画の世界。
当時はほんとに遠い世界で、現実にハリウッドスターが存在するのか?さえいまいちピンとこないぐらいの感覚だったように思う。

当時は、まだテレビで結構洋画も放映されていたし、父が持っていた映画のVHSを見たりして、主にハリウッド映画の煌びやかさ、世界観から大人の世界を覗いて、子供なりに一喜一憂していた。
よく覚えているのが、当時父の影響で『ダーティハリー』シリーズが大好きだった。
クリントイーストウッドの渋さ、吹替を担当されていた山田康雄さんの言い回し。
いわゆる正統派のヒーローではない、泥臭さと大人の汚さみたいな清濁併せ吞む世界観がすごく好きだった。

そこから興味を持つようになり、もっともっと知りたい!となり、当時わくわくして二つの雑誌を貪るように見ていた。

もちろんあの頃、自分があの映画の中の世界に行きたいなんてことは思うこともなく、あくまで憧れていただけだったけど、
今思えば、自分が今こんな世界でこういうことをしているのも、もしかしたらあの頃の記憶や気持ちが原風景になっているのかも…
なんてことを、この文章を書きながら思った。

二つの雑誌は現在は廃刊になってしまいました。
実家に残っていた大量のロードショーとスクリーン。
随分前に処分してしまったけど、残しておけばよかったなぁと少しだけ思う。

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