人気2.5次元俳優さんの顔が好みの要素をすべて集めたモンタージュ写真だったと気づき、転がるように沼に落ちた話

刀剣乱舞というゲームを5年やっている。

刀剣乱舞とは、日本刀の名刀を男性に擬人化した「刀剣男士」を収集・強化し、日本の歴史上の合戦場に出没する敵を討伐していく刀剣育成シミュレーションゲームだ。Wikipediaより。

メディアミックスも幅広く、アニメ2種類に2.5次元ミュージカル、舞台とたくさん展開している。紅白歌合戦に出たり映画にもなったのでご存知の方もいらっしゃるだろう。

ゲームを5年もやっている割に私は2.5次元に疎く、紅白に出た人と映画に出た人は同じだと思っていた。
本当は紅白に出場したのはミュージカルのキャスト、映画化したのは舞台のキャストとそれぞれ別人だったのだが。
その区別がつかないほど私は俳優さんには興味がなかったのだ。

しかし革命が起こる。
まず、映画を見に行った。
5年も楽しく遊んでいるゲームの晴れ舞台だし。
大きなスクリーンで私の初期刀やまくん(山姥切国広)を見たいし。
みんなイケメンだし。
タイムラインで刀剣乱舞民が見たそばからサムズアップで沈んでいくし。
これは見て損はないのだろう。

軽い気持ちで手を出した。
それがいけなかった。

映画は、とても素晴らしかった。
キャラ映画だと舐めてかかっていてはとんでもない、立派な歴史ミステリーとしてきっちり成立していて、ゲームをやっていない人にもオススメできるエンターテインメント作品だった。

これはやばい。
もしかして私、今まで2.5作品を見てこなかったの、もったいなかったのでは?!
ヲタクはジャンルを掘ることが好きな生き物、すぐに調べた。
どうやら映画のキャストが演じているのは舞台の方の刀剣乱舞、なんとCS日テレプラスでこれまでの舞台の放送があるではないか!

いろんな手を駆使して、すぐに舞台の放送を見た。
「刀剣乱舞 虚伝 燃る本能寺 再演」
だ。
よ、よかった……
なにこれすごい……
主役を演じてるの、三日月宗近本人じゃん。
三日月宗近役の三日月宗近でしょこれ?
すごいなんだこれ、ゲームで5年見続けてきた三日月がそこに!声まで同じで!でも聞いたことのないセリフまで喋ってる!なんたってこのゲーム、キャラのボイスが極端に少ないから!でもゲームにないのに喋ってるセリフはキャラクターそのもの!

今まで私がやってきたゲームの世界がきちんと解釈されて物語となり、刀一振り一振りの葛藤と和解そして成長とともに本丸みんなの団結が深まって……うっすごいもっとください……!

のめり込むように舞台を見ると、当然キャスト陣にも目が行くようになる。
奇しくも日テレプラス、舞台刀剣乱舞のバックステージなるものまで放送してくれていた。
ゲームボイスは極端に少ないが福利厚生は行き届いている。
何気なく録画してあったそれも、見たくなった。
あの三日月がどのように稽古しているのか、山姥切が、長谷部が、薬研が、本当に実在する男性なのか、はたまた本物の刀の付喪神を連れてきていたのか、知りたくなった。

ところで。
私には長年推しているミュージシャンや好きな俳優がいるが、こと「顔」で分類するならば、どの推しもまるでタイプが違っていた。
大雑把に分けてもミュージシャンはタレ目で俳優はツリ目だ。
ただなんとなく昔から好きな顔の系統はあり、たとえばタレ目が好きで黒目がちがいい、大きな口で笑う人がいい、髪はふわふわパーマが望ましい。などと思ってはいた。
しかし顔のパーツで人を好きになるわけでもない。
作る音楽性や発する言葉や考え方、はたまたカメレオンのように憑依する演技力や醸し出す雰囲気などを好きになっていて、姿形そのものを好きになったことはこれまでなかった。
なので私は、自分には好みの顔なんてものはないのだと思っていた。
が。

いた。
いたのだ。
好みの顔を具現化した人間が、刀剣乱舞の稽古風景に、いた。

メイクオフするとどの刀だか未だわからないイケメンたちの中に、今まで出会ったこともない「私の好きな顔」がいたのだ。
ふわふわパーマヘアに黒目がちなタレ目をニコニコほころばせ、大きなお口でにっこりと笑う、誰かはわからないが凄まじく顔のいい俳優さんが。

えっ?
全部のパーツが、ことごとく好き……
ふわふわヘアでタレ目で黒目が大きくて口が大きい。
なんだこれ。すべての要素が好き。
えっえっ?
二度見しても顔がいい。
ふわふわで黒目がちのタレ目で口が大きい。
私好みのパーツをモンタージュ写真のように並べていったら、この顔になる。確実に。
これが……もしかして、音に聞く、好みの顔ってやつなのでは?!?!?!

今、私は「好みの顔」という概念を知った!!!

Waterを理解したヘレン・ケラーのように叫ぶ。

顔がいいーーー!!!

モンタージュ写真と合致!
確保だー!離すなー!であえー!であえーー!!

複数の捜査官が一斉に出動した。
しかし。
……誰だ?
虚伝に……燃ゆる本能寺に、こんな人、いた?

彼の後ろで殺陣の練習をしているイケメンたちも、ウイッグをかぶってメイクをしないと正直誰かわからないんだけれど、それにしてもこの好みの顔の人は何役?

私の興奮と大きなハテナマークをよそに、好みの顔の具現化の彼は汗で湿ってややぺたんとしたふわふわの髪をタオルで拭き拭きコメントする。
「彼のアドバイスで私も袴で練習しています」
隣の袴男子に感謝の言葉なんかを伝えながらニコニコしている。うっ顔がいい!

顔がいいの隙間を縫って推理タイムだ。
袴の衣装の刀なのか。
大ヒントだね。

誰だ???

三日月宗近役ではないのはわかる、三日月宗近は三日月宗近が演じているからね!
はっはっはっよきかな。
じゃあ素晴らしく顔のいいあなたはだぁれ?まっくろくろすけ?

……などと思っていたら、どうやらそのバックステージは今見た舞台虚伝のお稽古ではなく、次回作の練習風景なのだそうだ。
ついでに言うと袴のアドバイスをしたという隣にいた彼こそが、三日月宗近役の鈴木拡樹氏だった。
えっ?
もう何も信じられない。
メイク技術すごい。
これは次回作を見ても誰かわからない可能性がある。
しかしそこに好みの顔があるのならば!
と、私は取り憑かれるように、
「刀剣乱舞 義伝 暁の独眼竜」を再生した。

全体的にみんなの演技力が上がっていますねぇ。
三日月宗近はやはり三日月宗近が演じているようにしか見えない。
お稽古場で見たほっそりしたなで肩の彼はどこにもおらず、そこには千年の時を生きた刀である三日月宗近がただ佇んでいた……

キャストが次々と舞い踊る中。

あーーー!

かおが!顔が!!いいーーーーー!!!!!

歌仙兼定!!!

顔がいい!
紫のウイッグでも顔がいい!

君だーーー!!!

私の好みの顔の具現化、好みのパーツのモンタージュ写真の彼は、なんと紫色の髪の毛をしていた。
しかし幸運なことに、歌仙兼定の紫の髪はふわふわ!
モンタージュの大切なパーツの一部であるふわふわ髪は、色が紫だろうとまったく色あせることなく私の好みのストライクゾーンど真ん中であり続けた。

……待って、待って、顔がいい!!!

あまりのことに日テレプラス一時停止。
これ、生で見てなくてよかった。舞台は待ってくれないから。
顔のいい男の正体を突き止めるため急いで歌仙兼定のキャストを調べますね。

和田琢磨!!!
あなた和田琢磨って言うのね!!!

OK日テレ、義伝をつけて。
わからなかったものがわかったらスッキリしたわ。よしよし。
刀剣乱舞、はじめよう。
はっはっはっは。近う寄れ。一度言ってみたい言葉だな。

はぁぁぁ……
顔がいい。声がいい。身体がいい。所作がいい。演技がいい。

歌仙兼定の中の人は、舞台映えのする、華やかな役者さんだった。
伊達政宗公とか細川家とかいろいろあるけれど、とにかく歌仙兼定。素晴らしい。よきかなよきかな。

義伝のお話も虚伝とおなじく素晴らしい演出で最高の舞台だったのだが、瞳を閉じてみれば歌仙の顔がよかった思い出ばかり……

顔がいいってすごい。
画面の端にいるとずっとそこを見ちゃう。
舞台の中心で展開する、物語の核心に気が回らない。
だって顔のいい男を私は見ていたい。
引きの画でも顔がいい。
視界に入るたび顔がいい。
アップになると顔がいい。
全方位で顔がいいのである。
正直、顔のおかげで物語に集中できない。
つまるところ歌仙兼定、顔がいい。

こうして私は、自分の好みの顔のストライクゾーンど真ん中を知ってしまったのだ。


ここから和田琢磨氏の過去作を掘り、舞台サイコパスの映像を見てますますの顔のよさに打ちのめされ、舞台ノラガミの映像を見て「三日月と歌仙と中の人が同じには到底見えないが、それにしても和田琢磨氏の顔がいい」との見解を示し、とどめにデビュー作である映像のテニスの王子様の手塚国光を演じる和田琢磨氏も見た。眼鏡フェチにはたまらない顔のよさ、デビュー作とは思えない完成された演技に夢中になった。
そうして和田琢磨氏を深めて再び舞台刀剣乱舞の映像作品へ戻ってきて、粛々と物語を掘り進めた。

ゲームの方でも歌仙兼定をバリバリ前線で戦わせてレベル上げをし始める。極修行に出してはいたもののそこまで積極的に育てていなかったので、突然の部隊編成に我が本丸の刀剣たちはさぞ驚いたことだろう。
どんどん歌仙兼定が好きになってきた。
中の人のおかげでキャラクターが好きになるという不思議な現象を、身をもって体験している。今ではすっかり「歌仙ちゃん」呼ばわりだ。

刀剣乱舞の世界が好きになったので、和田琢磨氏が出ていてもいなくても、順を追って舞台の映像を見ていった。

「外伝 此の夜らの小田原」

「ジョ伝 三つら星刀語り」

「悲伝 結いの目の不如帰」

今までただひたすら日課をこなし与えられたイベントステージをクリアするだけだったゲーム刀剣乱舞の世界が深まった。
一振り一振りそれぞれの物語があることを確認しつつ、舞台本丸の成長を楽しんで、彼らの行く末を見守りたくなった。

悲伝は名前の通り悲しい話で、心を抉られてズタズタになったりもした。
貪るように癒しを求めていた頃、

「慈伝 日日の葉よ散るらむ」

「維伝 朧の志士たち」

の幕が次々に上がった。

慈伝は、悲伝で傷ついた心にその名の通り慈しみをくれ、虚伝〜悲伝までで見た舞台本丸の世界を包んでくれた。
慈伝、維伝ともに舞台のチケットは取れなかったが、映画館で千秋楽のライブビューイングを見た。
先人たちの話を聞くに、もはや舞台のチケットは前作の円盤に入っている先行販売でしか取れないらしい。そういえばライブビューイングでさえ都会のチケットは瞬殺で、私は郊外にある映画館へ赴いたのだった。

最新作「維伝 朧の志士たち」
幕末時代の刀が活躍する話だが、虚伝〜慈伝までとはキャストががらりと変わっている。今回からキャスティングされたフレッシュな面々が多く活躍する話だった。和田琢磨氏は出ていない。

内容は比較的最近ゲーム内で行われた特命調査文久土佐藩というイベントが下敷きになっていて、坂本龍馬の刀・陸奥守吉行が主役だ。
この特命調査というイベントは過去何度か行われている。
山姥切国広が主役の聚楽第。
蜂須賀虎徹が主役の天保江戸。
そして文久土佐。
概要としては毎回一人の刀剣男士が主役で、その元の主の歴史や、または刀が打たれた経緯などが掘り下げられた回想という名のちょっとしたムービーが発生するイベントだ。
主役の男士にまつわる新しい仲間も出てくるし、情報の少ないゲーム刀剣乱舞の世界においてヲタクにとても優しい作りになっている。

山姥切国広が主役の特命調査イベント聚楽第は「慈伝 日日の葉よ散るらむ」でも話のベースになり山姥切国広を大いに成長させたが、今回の維伝は完全に特命調査文久土佐での出来事を描いていた。
……陸奥守のこと好きにならない人なんて、この世にいるの?
とおめめをぐるぐるにするぐらいに陸奥守吉行が大好きになった。
楽しかった舞台。千秋楽の挨拶も終わり、そろそろ客電が上がるタイミングかな?なんて思っていたその時。
映画館のスクリーンに映し出された、

最新作 上演決定

の文字。
えっ!?
直後に映った、胸の芍薬の花の映像。
か!
かか!
歌仙だーーー!!!!
か!
かか!
顔がいいーーー!!!
次回作は、和田琢磨氏の演じる歌仙兼定の主演だーーーー!!!!

歌仙兼定の戦装束の胸のお花が画面に映った瞬間、
「ヒュッッッ!」と、映画館中の誰よりも大きく息を飲んだ自信がある。
もはや頭の中はカーニバル!フェスティバル!
であえであえーーー!世界で一番好みの顔の男の、主演舞台であるぞーーー!

何があっても、何としてもチケットを取りたい。
私はこの瞬間から、チケ取り戦争に出兵する軍人になった。

2020年6/8(月)~8/2(日)
場所は東京・兵庫・福岡・東京

ということしかわかっていない状態だ。
今の私に何ができるのだろうか?
まず必要なのは情報。
最新作の情報が解禁になった瞬間に、舞台刀剣乱舞のツイッターアカウントには先程映画館で流れた動画と、公演日のお知らせがあった。
あぁ顔がいい……
世界一顔の好みな男が花の中で舞い踊る動画に魂を抜かれて、何もできない。
何度も何度も動画を再生してもんどりうちつつ、正気を取り戻した瞬間に得た情報によると、どうやら舞台刀剣乱舞にはファンクラブがあるようだ。
きっとチケットのファンクラブ先行があることだろう。
映画館があるファッションビル内のグルメフロアで腹ごしらえに蕎麦をすすりながら、私は秒で刀剣乱舞ファンサイトに入会した。美味しい蕎麦のはずなのに味が全くしなかった。顔のいい男はヲタクの味覚を鈍らせる。
次。
刀剣乱舞がそうとは限らないが、舞台に出演した際、キャストのファンクラブ先行があったりする。
帰り道の電車の中で、和田琢磨氏のファンクラブに入会した。毎日のように乗っているはずの電車で何故か酔った。顔のいい男はヲタクの三半規管さえも狂わせる。
映画館から家にたどり着くまでの間に既に課金が止まらない。クレジットカードが唸り声を上げている。
きっと、法螺貝に似た音なのだろう。ぶぉおー!ぶぉおぉー!
だがこの課金は戦士として当然の武装、いわば鎧と刀だ。
いつでも出陣できるよう、常に万全を整えておかなければならない。
武装を固めたならば中身もそれ相応に鍛えなければ。
私は歌仙兼定について調べることにした。
ここ最近の舞台の流れで行くと、ゲーム内で歌仙兼定の特命調査イベントが来るはずだ。
私は歴史に弱く、戦国武将をほぼ知らない。一から学ぶことにした。
映画館から帰宅して、最寄り図書館のホームページで蔵書検索をかけた。
歌仙兼定は家臣を三十六人斬った細川忠興の刀。三十六歌仙にちなんで名付けられたことはゲーム内で本人が言っている。
だったら元の主である細川忠興を調べよう。
しかし蔵書があまり見つからない。
細川忠興よりも妻の細川ガラシャの方が圧倒的に有名で、書籍がたくさんあった。
ひとまず、漫画でわかる日本史〜的な伝記などを図書館で取り寄せて、その日は就寝した。
頭の中が和田・歌仙兼定・琢磨氏のことで塗りつぶされた一日だった。

翌日から、図書館の予約完了メールが鳴り止まなかった。
漫画や小説、解説本などを合わせて細川ガラシャの書籍を1ヶ月10冊読んだ。
ガラシャつながりで父親明智光秀が主役の大河ドラマ「麒麟がくる」も欠かさず見ている。はたから見ればすっかり歴史ファンだ。ハセヒロのお顔はストライクじゃあないけれどすっきりしていてとても素敵ね十兵衛。

今は文献の検索方法も手慣れてきたので細川忠興についても調べられるようになってきた。千利休の本などを読むと忠興様はたくさん出てくる。
すっかり細川家ヲタクのようになってきた。
……歌仙兼定はどうした。

顔がいい話に戻ろう。
好みの顔のモンタージュ写真こと和田琢磨氏が主演の新作舞台速報が出た維伝の円盤初回盤には、次作舞台の最速先行券がついて発売されるという情報が出た。
維伝に和田琢磨氏は出演していないが、先行販売券が欲しくて、維伝の円盤を買うことにした。
「最速先行ができて維伝の円盤まで手に入るんだから、お得だよね!」
と友人に言ったら、
「狂ってる……」と呟かれた。
舞台が始まってもいないのに狂ってるわけがないだろう。私は正常だ。
その証拠に店舗特典は維伝出演者のブロマイドだったので維伝で一番顔が好みだった肥前くんのブロマイドがもらえるアニメイトで予約するという冷静さを見せている。
私の「顔がいい」元年が始まってしまったがために、こんなところまで顔のよさで左右されていた。
顔のよさに振り回される人生を謳歌している。この世の春だ。大丈夫、私は正常だ。

「舞台のチケットを買う権利に円盤と肥前くんのブロマイドまでつくなんて実質無料なのでは? 早く発売されないかなぁ維伝円盤!」
とウキウキで発売を待っていたのだが。

新型コロナウイルス禍である。

予約していたアニメイトが発売日前に閉店するかもしれない恐怖にふるえ、毎日店舗のツイッターアカウントを監視した。
緊急事態宣言発令寸前にギリギリで「これは必要火急の買い物!」と自分に言い聞かせつつなんとか無事に円盤を受け取ることができた。
しかし、肝心のチケット先行販売の日が延期になった。
それどころか、舞台の日程までもが延期になった。
5月下旬の現時点で、今なおチケット販売は始まってもいない。
私は和田琢磨氏の出演していない維伝の円盤と、紙屑になってしまったかもしれない円盤チケット先行販売券を抱え、日々新型コロナウイルスの終息を願っている。

舞台の再開情報は一切ないまま、ゲームでは歌仙兼定の特命調査慶長熊本が始まった。
なんと、歌仙兼定の特命調査には細川忠興ではなく細川ガラシャが出てきた!
ガラシャの書籍を10冊読んだ甲斐あったなぁ、やったなぁ!
舞台の予習は万全だ。
予想が当たったことが嬉しく、また歌仙兼定のことを深めたくてたまらなくなり、回想を見るためにゴリゴリにイベントを押し進めた。
賽子を振ってボスマスまでマップを行くイベントなのだが、運要素が強いものだったため、マップ運が悪すぎて遅々として進まず、「熊本城闇り通路」と聞くだけで「クソマップ地雷です!」と叫びたくなるほど周回した。右に進む横棒をくれ……

新作舞台をとりあげた和田琢磨氏が表紙の2.5俳優&声優の雑誌も発売された。
綺麗な雑誌あったんだね、知らなかったよ。
ローソンチケットの無料冊子にもインタビューが載った。全国のローソンでお手に取っていただけます。
エンタメ雑誌CUT 6月号にも和田琢磨氏が初登場した。
6月に新作舞台の幕が上がるていで、記事は書かれている。
和田琢磨氏以外の出演者も続々と発表された。
刀剣男士以外にも歴史上の人物キャストとして、細川ガラシャの出演が発表された。
舞台刀剣乱舞始まって以来の女性出演者、しかも元宝塚歌劇団男役スターの七海ひろきさんだ。

運営さんのやる気だけはひしひしと感じている。
しかし、開演の確定情報が出ない。
とてももどかしい日を送っている。

がんばって!!!
何もできないけれどただひたすらにがんばってほしいと願うばかりだ。

和田琢磨氏の顔がどストライクだったがために急転直下で舞台刀剣乱舞に転がり落ちて、2.5次元俳優を高速吸収して、今まで戦国BASARAだろうが無双だろうがまったく履修しなかったのに、細川ガラシャを経由して光速で歴史を履修したのだ。
このローリングストーンな気持ち、止められないのだ。

頼む、頼むから!
私の好みの顔の具現化!好きなパーツのモンタージュ写真!
顔がいいの神に愛された男・和田琢磨氏の主演舞台の幕を上げてください!
お願いします神様仏様、刀の付喪神様!!!

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