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ピクテ・ジャパン株式会社 海岸防災林保育活動

6月23日(金)に気仙沼市田中浜海岸防災林のピクテ・ジャパン株式会社様協定地にて、社員とそのご家族38名が参加し、宮城県森林インストラクター協会の指導の下、海岸防災林の保育活動が行われました。
 参加者は現地に到着後、まずはこれまでの宮城県の海岸防災林再生活動の概要について説明を受けました。

真剣な眼差しで説明を聞く参加者


植樹地に移動してから、今度は保育作業の内容や諸注意の説明を受けました。大人の方々は鋸刃の鎌を使って除草作業を行うので、鎌を持たない方の手の位置や、足運びといった細かいケガをしないコツもしっかり教えてもらいました。

鎌の使い方もこれでバッチリです!


説明が終わったら、班ごとにいよいよ作業開始!植樹地内はカワラヨモギやセイタカアワダチソウといった海岸防災林にありがちな植物以外にも、水はけが悪いことが影響してかヨシの壁になってしまっている場所もありました。またイタドリもたくさん生えており、植えたクロマツが見えない中、慎重に作業を行いました。

雑草の中からクロマツが出てきました!


子ども達は作業もそこそこに除草した草を使って遊びました。セイタカアワダチソウで槍投げをしたり、ヤナギの皮むきをしたり、ニセアカシアの葉で大きな音を鳴らしたりして楽しみました。

切った草を思い切り投げます!

作業が終わると全員で海へ!海岸沿いを散歩しながら、貝殻の観察等をしました。子ども達は早速、波打ち際まで近づいていました。

海をバックに記念撮影♪


子ども達は岩場へ移動。岩陰に潜むカニを探しました。

岩をひっくり返しながら、カニを探します

中には日頃から釣りに出かけており、自称「カニ採り名人」の名に恥じないスピードで次々とカニを捕まえる子もいました!

カニゲット!

そうこうしている内に、あっという間に活動終了の時間となってしまいました。クロマツ自体はまだ大きい物でも人の胸丈程度の大きさでした。これからも除草や枝打ち・間伐等、保育作業を続けていかなければいけません。頑張り屋の皆さんとともに、立派なクロマツ林を目指しましょう!

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