「ひっぱれクロマツ 七ヶ浜町 マツ間伐と松ぼっくりのたび」
11月26日(土)に七ヶ浜町にある菖蒲田浜地区海岸防災林にて、菖蒲田浜地区会主催の海岸防災林の保育活動イベントが開催されました。今回のイベントは宮城県森林インストラクター協会の指導のもと、地元住民の方々や県内の親子の皆様、イオン富谷チアーズクラブのメンバー達、合わせて総勢35名が参加し、クロマツの下枝切りや間伐作業を行いました。
開会式では主催の菖蒲田浜地区会の伊丹地区会長からご挨拶をいただいた後、震災後の様子を説明していただきました。
開会式後、親子チームとチアーズチームに分かれて作業を始めました。下枝切り作業では成長してきたクロマツの間を歩きやすくするために、クロマツの枝打ちを行いました。鬱蒼としていたマツ林が子ども達の力で、あっという間に見通しが良くなりました!
クロマツ間伐作業では、インストラクターが切ったクロマツをロープで引っ張り出しました。いたずら心に火がついたスタッフが切ったマツの上に乗ったり、こっそりロープを柵に引っ掛けたりという妨害にも負けずに頑張りました!
午後からは「ながすか多目的広場」に移動し遊びました。非常に広い芝生や遊具のある公園なので、写真のようにボード遊びも楽しめます。
芝生ではバットをつくってバッティングを楽しみました。サッカーの試合ができるくらい広い芝生なので、子ども達も遠くまで飛ばそうと躍起になっていました。鋭い打球が守備につく大人達を襲う場面もありましたよ。
海岸防災林は、再生活動が始まってから10年を超える場所も出てきており、今後は今回行ったような間伐が保育活動の中心となってきます。子どもでも力を合わせればできる作業なので、活動の輪がこれからも広がっていけばいいなと思います。
また海岸防災林周辺は、震災前からあった海水浴場だけではなく、今回利用した公園のように子どもから大人まで楽しめる施設が増えました。こうした施設も多くの人に利用してもらうことで、目の前にある海岸林の成長を見届けてもらうことにもなると思っています。皆さんもぜひ海岸エリアを満喫してみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?