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飲食店の方を応援。参考にできるクラウドファンディングの事例とコツ

わざわざ説明するまでもなく、飲食店を営む方、またその周辺産業の方には特に厳しい状況が続いています。MOTION GALLERYから飲食店の方を応援するために、具体的な事例とコツをまとめます。

はじめに、制度の紹介

多くのクラウドファンディングサービスが行っていた新型コロナウイルスの影響を受けた方のクラウドファンディング手数料の減免ですが、未だ継続しているところが多いとは言えません。MOTION GALLERYでは、この無料プログラムを9月末まで延長することを宣言しています。新型コロナウイルスの影響で売上が減り、クラウドファンディングを行う方の手数料は無料です。飲食店だけでなく、興業や宿泊施設も減免の対象です。

クラウドファンディングの事例

ここからは、クラウドファンディングの事例とみどころを紹介していきます。プロジェクトはリンク先で実際に確認することができますので、気になるプロジェクトがあったらリンク先に飛んで実際に見てみてください。今回は、飲食のプロジェクトを中心に紹介いたします。

すでにファンの多い、地域密着型のカフェ、城下公会堂の事例

地域に愛されてきたカフェ・ライブスペースの岡山城下公会堂のクラウドファンディングからは、お店に来なくても受けられる特典やモノをリターンにするコツを参考にすることができます。お店に来ていただくのが難しい場合や、すでにお店にファンがいる場合は、城下公会堂のプロジェクトを参考にリターンを考えてみてください。コーヒー豆やエプロンなどのリターンが充実しています。

オンラインに舵を切る、四一餃子の事例

さまざまな事情で休業を余儀なくされてしまったり、お店を開けられない場合や、オンラインで食べ物を販売することに舵を切った四一餃子の事例が参考になります。四一餃子の場合はSNSで苦境に立たされてしまうまでをたくさんの方が目撃していたこともありますが、ネット通販で再起をかける、と具体的に方針を示したことで支援する側も応援しやすいリターンの設計になっています。

ひとりでクラウドファンディングをやるには勇気がいるなら、
地域をまきこんだ成田の飲食店応援プロジェクトの事例

自分の店だけクラウドファンディングを行うのは気が引ける、地域に助けたいお店がたくさんある、という場合は、地域の飲食店で結託してプロジェクトを行うという手もあります。成田の飲食店カルチャーを守りたい、と題したこのプロジェクトでは、賛同したお店で使える飲食券を中心に飲食店どうしで協力したからこそできるリターンを展開しています。PR力も、たくさんのお店が束になればさらに強いものになります。

事例をもっと見てみたい方は、こちらで飲食関連のプロジェクトを一覧でみることができます。

早く、みんなで乾杯できたあの日に戻れるように、そして、戻れる日にお気に入りのお店がなくなっているようなことがないように。クラウドファンディングの事例を通して少しでもお役に立てればと思います。もし、身近にこまっている飲食店の方がいらしたらぜひシェアしてあげてください。MOTION GALLERYへのお問い合わせや申し込みはいつでも大歓迎です!

(文:出川 光)




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