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類人猿から人への進化の道程

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人類二足歩行への道、人類が手にした四種の神器(道具)等について、既存の研究や常識など無視して俄人類学者(自称)が空想考察します。
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記事一覧

人と犬の阿吽(あうん)の共同作業

前節の「人にとって唯一の異種友人」で述べたが、人と犬の関係は、その痕跡が発見された2万年…

目黒雀
10か月前
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人にとって唯一の異種友人

犬の特徴: 犬は人と相互に心を通わせられる、最古の最良の異種友人である。犬は唯一、人の目線…

目黒雀
10か月前
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真似る能力の高さが人を人足らしめる

猿真似と言うと、独創性の全くない単純な複製で、無能な所行の代名詞である。しかし、猿真似こ…

目黒雀
10か月前
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シラミが教えてくれる人が服を着た時期

「人類が最初に手にした道具は服(被る革布)か」で服の起源を考察したが、この段階ではまだ単な…

目黒雀
10か月前
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弾じる弦楽器は軈(やが)て弓になる。

最強の狩猟具 古代の人類が手にした最強の狩猟具は弓矢だろう。遠くを狙えるし、急所に当たれ…

目黒雀
11か月前
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杖は軈(やが)て槍になる。AIにも聞いてみた。

最初の狩猟具は槍か 「人類が最初に手にした道具は服(被る革布)か」と「人類に最初の革命をも…

目黒雀
11か月前
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革布より革袋の方が先か

前節では、「人類が最初に手にした道具は服(被る革布)か」を考察した。類人猿が人への進化の過程で、服と言うか革の布を手にしたとして、どんなご利益があるのだろうか。頭に被って雨を防ぐのはその一つだ。現在の霊長類は一般に雨を好まない。動物園のオランウータンは、与えられたボロ布を被って雨を凌ぐ事をする。 また、冷え込む夜や早朝には、革布で体を寒さから守るかもしれないが、これで寒冷地に進出できる、と言うのは大袈裟だろう。所変われば食変わるで、寒冷地の食糧事情に革布が、それ程役に立つと

人が使う道具と動物が使う道具の間には大きな壁がある

動物と道具 動物も色々な道具を使う。アフリカのチンパンジーとブラジルのフサオマキザルは、…

目黒雀
11か月前
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人類を二足歩行に導いたのは「サバンナの湿原」

進化を考える時、重要なことは遺伝子変化が起こり、環境圧力がその変化を淘汰する事、それが何…

目黒雀
1年前
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本命サバンナ説の前に生物の進化について

前編 <<<<<<< 中編 >>>>>>>> 後編 WatsonとCrickが、DNAの二重らせんモデル発表したのは1953…

目黒雀
1年前
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ミカン畑にリンゴが在ると狂信する人は、リンゴ畑にミカンが在るとは想像しない

人類は、類人猿の中から500〜600万年前に分岐して、直立二足歩行するように進化したと考えられ…

目黒雀
1年前
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