中古品の魅力②
以前の記事はコチラから
前回は、中古のヘッドホンを購入した所まででしたが、Amazonで注文したΦ3.5mm4極ーΦ2.5mm4極の変換ケーブルが届いたので、さっそく音比べしたいと思います。
まずはケーブル自体を比較
赤い方は純正の3.5mmケーブル、黒いコネクタのはこの度購入したケーブル。
L字型になっている端子がDAP側となります。太さが違うのがお分かりいただけるだろうか?
ケーブルの太さは平べったいので比較しにくいが、Amazonで買ったケーブルは正直ほっそい。
価格が2500円程度だったのでこんなもんだろう。
ちなみに前回の記事で触れていたAKGのイヤホンはこんな感じ。
下手くそな自作リケーブルでお見苦しいのはお許しを。
ケーブルとMMCXコネクタ、2.5mmコネクタなどリケーブルの材料はアキバのオヤイデさんで購入し、自分で半田した。
このケーブルが曲者で、はんだ付けが下手くそな私にはリッツ線の始末に手こずる始末。
なかなか半田が乗ってくれないので4極の2.5mm端子へのはんだ付けには大変苦労した。それに比べMMCXコネクタのはんだ付けはマシだった。
どなたかアラミド繊維が組み込まれた導線のはんだ付けが上手く出来る方法をご存じないでしょうかね?
はんだ上げしたくても、上手く吸ってくれないんですよね・・・
初めてやったにしては音質に満足、というか、これまでのケーブルと段違いの音に若干引き気味だった。(バランス接続だったという事もあるが)
あと、N30は特殊なMMCXコネクタ(深さ問題)の為、市販品が対応していないケースが多く自作ケーブルの作成を余儀なくされたという事もあった。
とりあえず接続する
3.5mm側をヘッドホンへ。
2.5mm側をDAPへ接続。
再生ボタンを押してみたら、音は聞こえたのでとりあえず「役立たずの紐」にはならずに済んだ。
実際に音を比べてみた
最初に断っておくが、音に対するプロではない私が「素人が聞いた感じを文字にする」ので様々な異論はあると認識している上で読んで欲しい。
まずは「バランス接続」の確認
液晶画面真ん中にある「Balanced」がオンになっている。
では再生。
アップテンポな曲調のものをチョイス。
うーん、全体的な音が細いわりにドンシャリ系が強く感じる。
ヴォーカルはこんなもんかという感想。
細いケーブルの所為か?
AKGのN30に付け替えて聞き直してみた。
N30は遮音性も高く直接耳に挿すタイプなので直で音を感じるが、
MDR-100Aに比べドンシャリ系も抑えられ、全体の音の解像度(際立ち感)もハッキリ感じられる。
ただ、ヴォーカル音が若干引っ込む傾向が見られた。
だからと言ってMDR-100Aがダメというわけではない。
ケーブルの質にもよって音質が変わるので、やはり自作ケーブルを作成したうえで再度比較してみたくなった。
ヘッドホンだけでも全然違う事がよくわかった。
これが「それぞれの味」ってやつか。
ちなみにMAN WITH A MISSIONさんDiveとかも聞いてみたが、
音に対する印象は変わらなかった。
リケーブルの質によって音は変化すると思う
今回はケチって2500円のを購入したため、それなりの音だったと思う事にするが、太いケーブルと、もう少し良いコネクタで半田付けも上手くやれば、多少はマシな音を楽しめるかな?
市販品もあるでよ
普通のリケーブルは市販されているので、そちらを買うと時間短縮と音質向上につながるが、あえての自作の道を選んだのは「好奇心」からである。
リケーブルもピンキリで1万円以下のものもあれば、10万円近くするものまで沢山ある。
正直、リケーブルに10万円近くつぎ込める財力があればDAPやヘッドホン、イヤホンを先に買い替える。
少ない費用で自分が納得できる音が出れば、そこまでこだわらない。
結論
銭を掛けりゃいい音で楽しめるわいな。
ただ、少ない投資でそこそこの音が楽しめれば十分。
あくまで自己満足の世界である。
この分野も「機材沼」の一つなんだよね。
皆さんも、はまってる「沼」あるでしょう?
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