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狂いたいという話

キャラや作品に “狂える” (適切じゃない気もするけど、便宜上こう表現する)人の心理というのが私には完全な未知で、でも憧れで、自分もこれを体験してみたいと昔からずっと思っているのだがなかなかできないでいる。

しかしここでの ”狂ってる人” の定義は曖昧で、私が見て “この人いい具合に狂ってるなーカッとんでるなー対象にドップリだなーエンジョイしてるなー!” って思う人の事なのです。超主観!
リアルで今まで巡り合ったオタクの大半がこう、強火というかモンペというかリア恋勢というかもはや妄想が現実侵食してると言うかそういったタイプの人達ばかりだったから余計にそういう心の機微に興味があるのかもしれない。

無理に “狂う” のは違う、私は無意識に “狂い” たいのです。天然物の狂気の持つパワーを取りこめたらまた違う視点を得ることが出来、作品の受け手としても創作側としてもまた新たな切り口を得られる気がするのだ。

創作、こと二次創作に関して昔、
「スタンスが熱狂的なファンや信者というよりも研究者のよう」
とコメント頂いた事あって。
なんだか腑に落ちたし、それが私の創作等する際の強みにもなると思うし不満もない。研究者って憧れのお仕事だからむしろとても嬉しかった位で。
無論、オタ活はばっちりエンジョイ出来てる。人生楽しい。ただちょっと一歩引いた所から俯瞰で冷静に見たり分析したりするのとかが好きなだけ。

ただそれはそれとして、だ。
特大感情で入れ込み半端ない愛が重いオタクにもやはりなってみたい。てか二つの属性を両立したい。
なろうと思ってなるもんじゃないから本人の適正が必要なのかな。それともいつか私も狂える時が来るんだろうか。まあそうなれずとも仕方ないのだけれど。

ワンチャン既になれてたりしないかな。しないな。

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