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猫猫しい猫

猫の話を書けば読んでくれる人が増えるのでは?という、ゲスい考えが浮かびました。でも猫を飼っていないので、昔出会った猫の話を書くとします。

昔、バイトしてた頃の話ですが、いつも帰り道にコンビニへ寄っていました。帰るのは大体日付が変わってからなので、田舎のコンビニにはひとっことひとり、猫一匹いません。でも、いました。猫。

ネコ缶を開けたものが置いてある時があったので、近くに猫がいて、誰か餌をあげているんだろうな、とは思ってましたが、こんなミッドナイトに遭遇するとは思ってもみなかったものです。

ヤツは三毛猫でした。三毛猫は聞いた話によると、猫族の中でも猫っぽい性格を持つそうで、いわゆるツンデレだということです。赤川次郎先生の三毛猫ホームズを読んで以来の三毛猫との遭遇に心躍ります。

猫は、やっぱり三毛猫だと思うのですが、どの猫もかわいいのでどれもオススメです。でもスフィンクスみたいに毛が生えてないのは苦手だなと思います。毛が生えてないというところに、同族嫌悪を感じるのでしょう。

そんな猫ちゃんですが、なんか知らんけどいきなり寄ってきて、車にまで乗り込まんとする勢いでした。一応断っておきますけど、エサとか与えたりもしてないですよ。たまにいますよね、こういう距離無し猫。相手が人間だとキレそうですけど、猫や犬なら許す。

結局、バイト辞めてからは、その猫と会うことはありませんでした。最近、猫猫ゾーンを見つけたので、その中の一匹とでも仲良くなれないかなあ、と企んでいるのですが、寒くなってきたせいか、会うことも難しくなりましたね。しかもあいつら僕をみてもシラっとしてるのに、その辺りの住人のお姉さんにはべったりなんですよ。かわいければ何しても許されると思ってるのか?許されるぞ、ちくしょう。

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