【活動報告】令和4年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」に採択された事業に協力します!
こんにちは! 一般社団法人メディカル・フェムテック・コンソーシアム(MFC)です。
MFCは、良質なフェムテック製品・サービスが、社会に普及することを目指し、産婦人科専門医等が役員となり、2020年9月に設立した団体です。
これまで、国や地方公共団体などへの政策提言、フェムテック事業者の方々向けの勉強会、事業者と関係省庁との協議の場の運営といった取り組みを行ってきています。
国もフェムテックの推進に取り組む姿勢を打ち出し、2022年6月7日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2022」、いわゆる「骨太の方針」では、昨年に引き続き、「フェムテックのさらなる推進」という方針が示されました。
こうした国の方針の下に、経済産業省では、昨年度に引き続き、令和4年度も「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」を行っており、今年度は19の事業が採択されました。
そのうちの1つ、東レ株式会社、あすか製薬株式会社、プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社、株式会社ネクイノの4社コンソーシアムによる、「未病状態のからだケア、素材~製品・サービス異業種連携でのワークショップを通じた行動変容プログラム」にMFCも協力することになりました!
このプログラムは、プレゼンティーズム(※1)対応の必要性がある20~30代女性を対象としています。この世代は、社会におけるキャリア形成と、結婚や妊娠・出産といったライフイベントの時期が重なるため、限られた時間の中で、自分の健康問題に向き合えていない人が多いと言われています。一方で、PMS(※2)や月経困難症による症状が強く出る傾向がある年代でもあり、女性の健康問題に関する課題は多種多様です。
そのような背景を踏まえ、4社コンソーシアムは、各社のリソースやノウハウを組み合わせ、女性特有の健康問題に関する正しい知識の提供と、機能性化粧品やオンライン健康相談、ホルモン分析サービスといった各社のユニークなフェムテック製品・サービスを体験できるワークショップや、健康状態を管理するDWP(デジタル・ウェルネスプラットホーム)の構築を柱とする実証事業を協力して行う予定です。
MFCは、このプログラムに関しての医療監修と、事業対象者へのフェムテックに関する啓発の面から協力をする予定です。
この事業への協力を通して、女性の健康問題に対して社会全体で取り組む環境と、良質なフェムテック製品・サービスが普及し、女性が生涯にわたって生き生きと生活できる社会づくりに貢献してまいります!
法人、個人問わず、フェムテック業界を盛り上げていきたい方、MFCの活動趣旨にご賛同・ご支援いただける方は、ぜひご入会をご検討ください!
また、取材や講演、医療監修などのご依頼や、ご入会に関するお問い合わせについても、下記よりご連絡いただければと思います。
https://femtech.or.jp/inquiry/
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