【宝塚記念】考察・後編

【有力馬解説】
・グローリーヴェイズ
香港ヴァーズでラッキーライラックを破り、パフォーマンスを大きく上げた。
予想オッズだと現在5番人気のため、非常においしい馬券になりそう。

・ブラストワンピース
2018年の有銘記念優勝馬。
札幌記念、ＡＪＣＣで勝利しているように、明らかなタフな競馬向き。
大型馬で飛びが大きい馬なので器用な動きもできないし、好走条件が整わないと凡走もしてしまう。
宝塚記念はこの馬の好走条件が整っていて、典型的なグランプリ向きの馬と言える。
こちらも予想オッズだと現在4番人気のため、十分勝負できる。

・ペルシアンナイト
ブラストワンピースと同じハービンジャー産駒。
タフな競馬は大歓迎で、香港マイルでは差のない5着。
当然距離は長いだろうが、マイル路線で厳しい流れを多く経験しており、掲示板は十分狙える存在だと思う。

【人気上位馬について】
・サートゥルナーリア
能力の高さは言わずもがな。
昨年の有馬記念の走りからも好走する可能性は高いが、ドンピシャの条件ではない。
能力の違いで圧勝してもおかしくないが、１番人気が予想されるのでリスクが高い。

・ラッキーライラック
香港でも好走していて、強いは強い。
ただ、この馬は一瞬の切れという印象がぬぐえない。
タフな馬場に対応する能力はあるものの、末脚の持続力には全く合致せず、ロングスパート向きでないため、人気馬の中では最も嫌いたい。

・クロノジェネシス
大阪杯は位置取り一つでラッキーライラックに逆転もできただろう。
また、宝塚記念の舞台適性もあるだろう。
リスグラシューっぽい戦績からもかなり人気してしまっている。
牝馬が異常に強いレースのため、好走率は高いように感じるが、人気しすぎている。

今年の芝Ｇ１は一番人気馬が好走してきたが、前回の安田記念ではその牙城が崩れた。
穴馬の激走をそろそろ期待したい。
最終的な買い目は、レース当日の6月28日午前中に有料公開します。

M.ファルクス＠全国27位の競馬予想家（JRAｵｯｽﾞ･ﾏｽﾀｰｽﾞ･ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ2019）