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いわきFC 2023シーズンへ向けて③選手紹介MF&FW編

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。


プレシーズン中のいわきFCの選手紹介を行なっている選手紹介編第2弾を今回はお届けします!

MF5人、FW1人の計6人の前線の選手が加入しました。(24シーズン加入予定の3選手は除く)

前回に引き続き、選手紹介のテーマは、

「いわきFCのフットボールとどうマッチするのか」

自分達のスタイルに合わない選手を獲得することは基本的にはあり得ない前提があるものの、


この選手はどうチームに貢献できるの?

そんな素朴な疑問にお答えできるように頑張ります。

それでは参りましょう!

① 鏑木瑞生

経歴 
クラブドラゴンズ柏ー 前橋育英ー拓殖大学

前橋育英の同期は 松本の榎本・新潟の秋山・横浜FCの近藤(明治大)・大宮の室井(東洋大)・讃岐の高橋(国士舘大)など錚々たるメンバーの1人。

何人の方がこの選手の加入発表時に驚いたのだろうか?

加入の経緯は想像でしかないが、24年内定の加藤悠馬選手を見に視察に行った際に見つけたのか、鏑木選手を見つけた際に加藤選手に目をつけたのか、いずれにしても記憶のにある中では小野瀬選手以来の拓殖大学からの加入選手である。

鏑木選手の特徴を表すと、

ダイナミック・直線的

である。抜きん出たテクニックでゲームを組み立てるようなタイプではないが、いわきFCでいうと宮本英治のようなタイプである。

・常に正しいポジションを取り続け、ボールを少ないタッチで循環できる。またはゴールに向かって直線的で最短距離のパスを指すことができる。

・2列目からの飛び出しや抜け出しでスペースへのアタックやクロスへの飛び込みなど、攻撃参加のスピードが速く、タイミングも上手い。

・被カウンター時や中盤のスペースを埋めるカバーリングやボール奪取でカウンターの起点にもなれる。

大学2年時から試合出場を重ね、大学サッカーの強度に揉まれながらここまで辿り着いた。
宮本選手のように「化ける」選手の1人である。


余談の中の余談ですが、予告します。
今季のユニフォームは13番鏑木選手で決めています。笑


②下田栄祐

経歴
 盛岡太田東サッカー少年団-鹿島つくばジュニアユース―鹿島ユース

鹿島アントラーズから「2年間」の期限付き移籍 
での加入となった下田選手。

期待値はさることながら、バリバリのU-18日本代表の一員。
このレベルの高卒新人を獲得できたことは純粋に

「戦力」として数えられるだろう。

下田選手の特徴として、

・ポジションは中盤の2枚ユース時代にはセンターバックを務めるなど守備的なポジションが主戦場。

・ハードワークや走力だけでなく、配給やビルドアップ、左右のキックの精度も魅力的。

この2つが挙げられる。

加入後即スタメンというほど山下・宮本の壁は低くない。
焦らずにフィジカルコンディションを上げていき、いわきFCの中盤争いに新たな風を吹かせてほしい。


③ 芳賀日陽


経歴 FC東京U-15 → FC東京U18 → 作新学院大学

「悔しさを感じたシーズン」

だったことは間違い無いだろう。
いわきFC初の特別指定選手であり、昨季は幾度となくTRに参加するものの、1度もベンチ入りをせずにシーズンを終えた。

所属の作新学院大学でも中々試合に絡むことはできずに苦しいシーズンを過ごした。

出場試合も少なかったため、新加入選手の中でもあまり試合の映像を見れていないが、主戦場は2ボランチの1角になるだろう。

プレーエリアが広く、攻守にわたり、

「よく顔がきく」

といえばいいだろうか、特にボールを奪いに前に出るアクションは迫力がある。鏑木と共にまずはベンチに入る回数や出場時間を重なることが目標になるだろう。


④  加瀬直輝

経歴 FC旭→AC CARCTER→尚志高→流通経済大

wellcome back!!!

尚志高校最強世代から2人がいわきFCで再開することになるとは想像すらできなかった。

流経大時代から追いかけていただけに筆者も感慨深いものがあります。

大学1.2年生の成長スピードには驚かされてはいたが、3.4年時には思うようなキャリアにはならなかったかもしれないが、持っている武器は間違いない。

・相手を剥がせる瞬間的なスプリントの速さ

・右利き右サイドでも「縦」に積極的に仕掛けられるクイックネス

永井選手とも岩渕選手とも違うタイプのドリブラーであるからこそ、フィジカル面の課題さえ克服すれば出場時間を伸ばせるだろう。


⑤宮崎幾笑

経歴

ザスパ草津U-15-アルビレックス新潟U-18-アルビレックス新潟-ツエーゲン金沢-アルビレックス新潟-ツエーゲン金沢-アルビレックス新潟-FC東京-ファジアーノ岡山-FC東京

「チームの中で最もJ2を知る選手」

と言っても過言ではないだろう。

岡山で過ごした昨季も開幕戦ではスタメンに名を連ねたものの、最後に先発を飾った33節の群馬戦以降チャンスを失い続けた。

本来持っているはずのテクニックアクションやボールスキルは影を潜める機会が多く、チームのスタイルや戦術、ポジション変更の余波を受けた選手とも言えるだろう。

メインポジションは右WGや両サイドハーフとして右左どちらも務めていた。

いわきでは右サイド起用になるだろうか。

・ハーフレーンに潜り込みライン間やスペースの小さな場所でのプレーが得意

・フィニッシュ前まで運べるドリブルの精度や味方とのコンビネーションの作り方

この2つが武器になるだろう。
結果を出すためには背後へのラインブレイクやシュート精度など課題はあるが、自身の足りないところを伸ばす環境としてはいわきFC以上の場所はない。

間違いなくいわきFCのエースとなるべき存在である。


⑥ 坂元一渚璃


https://web.gekisaka.jp/news/jleague/detail/?375023-375023-fl

経歴
長尾台SC-南ひばりヶ丘中-報徳学園高

バスケスバイロン・寺村・増崎以来の高卒新人は期待の表れだろう。

なんと普通の中体連出身。

時間をかけて育てると明言している以上、時間をかけて育てることは間違いない。主なプレースタイルや特徴として、

・体格を活かしたポストプレーやワンタッチツータッチで背負ったボールをつなげるプレーが得意。

・クロスの入り方、特にワンタッチで合わせたりするなど動き出しの質が高い。

この2つが挙げられるだろう。

さらに坂本にはチャンスしかない。
先週末の練習試合を見ても、明らかに前線の人数が足りない。

吉澤・有馬はもう少し時間が必要だろう。

基本的には「有田のペアをどう組み合わせるのか」
が2FWのチョイスとなるはずだ。
前線の選手のコンディションが戻るまでの間は貴重な経験値を積めるだろう。

1年間経てば昨季の有馬選手のような明らかな体格の変化が見て取れるだろう。
サポーターも長い目で見るべき、成長を追いかけるだけのポテンシャルのある選手であるだろう。



以上!

長くなりましたが選手紹介を終わりにしたいと思います!


最後までご覧いただきありがとうございました。

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