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日本フットボールリーグ(JFL) 第32節 VS奈良クラブ〜哲学vs哲学〜

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

今回はJFL第32節 VS奈良クラブのレビューをお届けしたいと思います。

①スターティングメンバー

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https://iwakifc.com/matches/top_team/2021/1120_017176.php より引用。

メンバーはティアモ枚方戦より変更は無し。

ただ、今節はボールを保持している場面

ボールを保持していない場面(非保持)

異なる配置を使用していました。


個人的には非保持の場面での対策にフォーカスして振り返りをしたいと思います。



②自分達のサッカーvs自分達のサッカー

いわきFC、奈良クラブの哲学対決


「魂の息吹くフットボール」

                 vs

  「エコノメゾッド」


とかっこよく言ったはいいものの、前回対戦で両チームは苦い経験を積み、今節は臨んだ。

成熟しつつある両者の戦いは見応えのある試合展開となった。

画像2


奈良クラブのゲームプランを一言で表すと、

          分断

この一言が当てはまるかなと考えます。

丁寧に丁寧にパスを繋いでいわきFCのゴールを目指すのではなく、必要に応じて常にいわきFCの

3ライン(FW、MF、DFの各ラインの総称)の裏を取るようなプレーが目立った。

1列スキップしてボールを届けるようなロングボールや相手を引きつけてからパスを出すことで相手の逆を取ったりタイミングをずらすようなプレーが特徴的であると筆者の目には映りました。


奈良クラブの一点目を見れば、常に攻撃の優先順位が各ラインの裏であることがわかると思います。



一方いわきFCは田村監督が普段からおっしゃっている

      コンパクトフィールド

を作り出し、プレッシングをかけて相手ゴールまで最短最速の攻撃を実現することがどの試合であっても普遍的なテーマ。

ただ、今シーズンを見ていると、

フィールドを広く使いながらボールを保持しようとするチーム。
フォーメーションでいうと、4-1-2-3、4-1-4-1のようなボールを保持しやすい配置のチーム。

に苦手な印象を受けます。

奈良クラブや高知ユナイテッドがその例です。

思い浮かぶサポーターの方も多いのではないでしょうか?


③いわきFCのゴールキーパー

今節の1番の出来事でしょう。

射庭選手の退場。

なんで退場なの?そう思われた方も多いのではないでしょうか?



詳しい解説が載っている記事を見つけました。是非参考にしてみてください。

端的に言うと、

ペナルティー エリア外でのハンド、かつ審判団は射庭選手の前に奈良クラブの選手がいたことによる「明確な決定機会の阻止」にあたるとし、レッドカードを提示した。

と言えるのではないかと考えます。判定に関しては妥当であると。筆者は考えます。

坂田選手は怪我明けでコンディション面が不安。

白岡選手はリーグ戦今季初出場。試合での経験値が圧倒的に足りない状況。

来週末の鈴鹿PG戦に向けて不安が残る結果となりましたが、控えのGKに誰が入るのかなど、優勝へ向けての大きな課題であると言わざるを得ません。


④10対11

いわきFCは1人少ない状況で初めてリーグ戦を戦うことになった。大切なことは、

必ずしも人数が多いチームが有利になるわけではない。

ということ。

もちろん、人数が少ない分ボールを保持して試合を展開したい奈良クラブには待望の展開となりましたが、流石のいわきFC、持ち前の走力と体を張った守備で退場をしてからの30分を何とか失点を1で抑え、引き分けに持っていったと言えるでしょう。


④まとめ

総評すると、

敵地で退場者を出しながらも、貴重な勝ち点1を取った。
来週末の鈴鹿ポイントゲッターズ戦でのGKどうするのか問題。
ヴェルスパ大分がHondaFCに勝ったことにより、マジックが1になった。

あわよくば、最終節ホームFC大阪戦に勝って優勝を決めることがストーリーとしては最高のシチュエーションだと思います。

しかし、まずは来週の鈴鹿戦を勝利で終える。

これに尽きるかなと思います。

ラスト2試合。優勝してホームに凱旋しましょう❗️


最後までご覧いただきありがとうございました。


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