明治安田生命J3リーグ第17節 いわきFCvsアスルクラロ沼津〜同じ相手には二度は負けない〜
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
先週に引き続き、今回は7月16日に行われたJ3リーグ第17節 vsアスルクラロ沼津との一戦を振り返りたいと思います。
あっという間に前半戦も折り返し、
今日のテーマは、ズバリ
を用いて今節と前半戦を振り返りたいと思います。
① スターティングメンバー
チームの調子の良さはメンバーの構成から読み取れる。
星選手の穴は遠藤選手がしっかりと埋めた。松本山雅戦でのパフォーマンスには確かに不安を覚えたが、コンディションを徐々に取り戻した。
星選手との1番の違いはボールの配球の部分。
左サイドの日高、山口2名とのコンビネーションも悪くない。
結論。
家泉は欠いてはいけない。以上。
② 沼津型ボールポゼッションとセットプレー
沼津は今井監督体制になってから安定的なボールを保持するスタイルのチームになったが、今節は低い位置でのボールロストを考え、DFラインでのボール保持は最小限にし、サイドチェンジや大外のウィングを、基点とした崩しを中心にいわきゴールに迫った。
後半82分の決定機はゴールキックからアンカーを使ったサイドチェンジが2回。
中央のコンビネーションからの8番鈴木選手のシュートまでは理想的な形でのチャンスクリエイトとなった。
いわきFCのチャンス創出はセットプレーの一連の流れから、
後半7分の宮本選手の先制点はスローインから、
後半15分の山口選手の得点はゴールキックから、
後半28分の谷村選手の得点はフリーキックから、
セットプレーからの得点ばかりで流れの中から点が取れていないと言われればそれまでだが、
いわきFCはゆったりとボールを保持、前進して綺麗に相手を崩すチームではない。
少し相手の集中がリセットされたり、相手のプレースピードが一瞬緩むセットプレーだからこそ、いわきFCの強さ、速さが突き刺さるのではないか。
③ KAGI AGI
データで振り返る前半戦という今回のテーマだが、
基本的にはFootball LABのデータを引用させていただきながら解説していきたい。
J3に昇格してから試合映像には必ず実況の方がつくようになり、話を聞いていると、データによる数字が頻繁に用いられていることはわかるだろう。
その中でも「KAGI」「AGI」について取り上げたいと思う。
2つのスタッツを詳しく説明すると、
上記の2つのスタッツがJ3リーグでダントツの1位を記録しています。
はい?
なんのこっちゃねん?
皆さん??ってなんてませんか?笑
まとめると、
・いわきFCは相手ゴールの近い場所でプレーができていること。シュートシーンやチャンスを生み出す回数が多い。
・相手の自陣でのボールを狩りにいく回数とショートカウンターの数が多いため、相手コートでサッカーをする時間が長くなる。
多くのサポーターが望んでいるであろう相手ゴールへと迫る迫力。
ボールを狩りにいく主体的な守備。
間違いなく、いわきのサッカーは体現できており、J3の舞台で通用している。
④まとめ。
JFLと違い、様々な角度からいわきFCのサッカーを説明できるようになった反面、数字だけにとらわれていても本質は見えてこない。
良い数字だけを切り取るだけでも自分達の弱さに蓋をしかねない。今回はあくまで突出しているデータとして参考にしてほしい。
データや数字に表せないサッカーの良さを是非現地で体感してほしい。
だが、最近は集客面で伸び悩んでいることも事実だろう。
という発想から脱却しないといけないのかもしれない。
批判を覚悟で言うと、一度アウェイジャックされるのも体験してみないといけないのかもしれない。
ただ、
「同じ相手に二度は負けられない。」
今回のマッチレビューは以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました💪
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