見出し画像

藤嶋マルのお仕事と人生のあらすじ

初めまして。
イラストレーター/漫画描きをしています、藤嶋マルと申します。
ざっくりとした自己紹介とお仕事履歴を書きます。
お仕事頼んでみたいという方のご参考になれば嬉しいですが
七転び八起きの人生のあらすじ紹介も兼ねています。

漫画家デビュー、大学卒業

私は18歳まで秋田県ですくすく育ち、
大学進学のため上京して女子美術大学を卒業しました。

「藤嶋マル」というペンネームで活動が始まったのは
上京前の高校3年生18才の時、
「週刊少年ジャンプ」に漫画を投稿して
賞を頂き漫画家デビューした時からです。

当時の月例賞だった「天下一漫画賞」で佳作を受賞
(“佳作以上デビュー”だったのでぎりぎりデビューできました)
週刊少年ジャンプ増刊号「赤マルジャンプ2002spring」掲載「呪いの男」

その後大学に通いつつ約一年後の増刊号に読み切り作品が掲載。

週刊少年ジャンプ増刊号「赤マルジャンプ2003winter」掲載「サクラサク、15」

その後本誌連載に向けてネームを
描いては通らず、描いては通らずを繰り返して
とうとう3年が経ち大学卒業。
気が付くと担当編集者さんからも連絡が来なくなっていて
大学の4年間で結果が出せなかったことに
完全に心が折れていました。
コンビニ行って「週刊少年ジャンプ」を見かけると
吐き気がこみあげてくる、くらいには当時は追い詰められていました。

卒業後はとりあえず一年ほど飲食店のアルバイトをしつつ
お世話になった大学の先生の知り合いの知り合いに漫画家さんがいたので
漫画アシスタントをさせてもらう生活に突入しました。

フリーランスとして「絵を描く仕事」の日々

漫画家さんのアシスタントの仕事をベースに
結婚式のウェルカムボードの似顔絵ばっかり描いてた時や
デザインの基本的なソフトのフォトショやイラレなども
一応使えたのでロゴデザインもしてみたり
CDジャケットの挿画やデザインの案件が続いたこともありました。
映像制作会社にてキャラクターデザインやイメージボードの制作をするため
半年ぐらい机を借りて居座っていたこともありました。

当時やった仕事の一部。(手許にあまり残っていませんでした)

SNSもやっていなかったので、気分で本名や別ペンネームにして
全てが「知り合いから頼まれた」
「知り合いの知り合いから仕事がきた」という
旅ガラスのような行き当たりばったりさでしたが
とても周りの人に恵まれた生活だったと思います。

そうして色々な「絵を描く仕事」をする内に
やっぱり自分は漫画の表現、
漫画というメディアが好きなんだな…ということに気が付き
漫画に対して前向きで情熱的な感情が戻っていきました。
(ジャンプを見かけても穏やかな気持ちでした)

もう一度漫画へ

もう一度大好きな「漫画」を描こうと決めて
26歳の時に今度は月刊アフタヌーン誌へ投稿。
その作品で賞を頂き再デビューとなりました。

「宇宙の恋人」アフタヌーン2010年夏の四季賞を受賞

その後2011年にアフタヌーン本誌に読み切り作が掲載

2011年11月号掲載「放課後のSとM」

そしてここから本誌連載を目指すも
またまたネーム通らない地獄に数年突入してしまいます。
たぶんジャンプの時とアフタヌーンの時合わせたら
提出して没になったネームだけで
1000ページぐらいは余裕で超えています。

書籍の挿絵・挿画のお仕事

連載のネームが通らない、困ったな~と思いつつも
とにかく生活はしていかないといけないので
引き続き複数の漫画家さんのアシスタントをしていたところ
私のイラストがたまたま編集者さんの目に止まる機会があり
そこから書籍の装画、挿絵のお仕事を頂くようになりました。

「ジュニア空想科学読本」1~8巻
「サバイバル・レース」シリーズ
「サバイバル・レース」1巻より挿絵

人生のお休み


その後妊娠、32才で出産のためお仕事を全部お休みしました。
ところが産後にいわゆる「産後うつ」になってしまい
日常生活そのもの、人生自体がお休みのような時期を数年過ごしました。

その後は幸いにも「産後うつ」から回復することができて
その時のことをエッセイ漫画にした
「産後うつになったけど今は元気に子育てしてる私の話」を
2021年にツイッターへ投稿しました。

「産後うつになったけど今は元気に子育てしてる私の話」より


この漫画はアシスタントさせて頂いた漫画家の先生方や
旅ガラス時代にお世話になった仕事仲間、
リアルな友人達が反応してくれたおかげで
ツイッター上で沢山の方々に見て頂くことができました。
私はこのように人生の節目節目で大きくつまずくんですけど
その都度周りの人に助けてもらえているなぁとつくづく思います。

今の活動


・引き続きイラストのお仕事募集中です
(元々漫画を描いていたので動きのある、漫画的な絵が得意です。
ご要望に合わせたキャラクターデザインも一からできます。
イラストは明るく親しみやすい絵柄と言われるので
特に児童書籍などと相性が良いと思います)

・過去の漫画作品を電子書籍化する計画を立てています。

・新作の創作漫画を制作中です。
(発表の場や時期などはTwitterで更新いたします)

お仕事を頼みたいなと思われた方はTwitterのプロフィール欄に
記載されたアドレスへご連絡をよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?