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約2年半続けた楽天RAXYを解約した話

2023/12/12追記
ついに本日、RAXYのサブスクリプションサービス終了のお知らせが届いた。
なるほど、これはサービスが終わる最後の残滓的要素だったのかと合点がいく。インフルエンサーを使用して、カンフル剤的に効果が出れば続いたかもしれないし、サービス終了になるかもしれないしということなのかもしれない。解約こそしたが、この最後の流れを見届けたい。


表題の通り、楽天RAXY(以下、RAXYと記載する)を解約した。
契約期間は約2年半。最近の傾向についていけなくなってしまったので、そのことを記しておく。

下記の記事同様、私が書きたいと思ったから書くだけの話だ。


結論から言えば、月額会費をあと500円でも上げるか、月3,000円とかそれ以上の金額の"Premium BOX"でも作って2本立てにし、内容の充実性を図るべきだと思う。
無論、こんなことはとうの昔に検討され尽くしていることであろうから、やらないには何らかの理由があるのだろうが。





最近(9月分~)、RAXYは簡易梱包材(大変失礼ながら、目立ちはするが微妙な色使い)で発送するようになった。
以前はピンク色の可愛らしい箱で、開封するときのワクワク感があった。
最初はiPhoneが入っている箱から、そっと取り出すときの、あの感動。あれに近いものがあった。

無論、月によって中身の大きさに応じて、箱のサイズに多少の変動があることで、だいたい中身にどんなものが入っているのか、想像できてしまうというデメリットがある一方で、何となく高級感を感じることができた。

流石にシャンプーとコンディショナーのおためし品(といっても、現品が450mlサイズ、お試し品も各300mlと大きい。アロハバターという製品だった)や、固形石鹸のようなシャンプーコンディショナーなどは驚いたが。


それが残念ながら高級感を感じない、簡易梱包材になってしまったというところに、昨今の値上げを感じるとともに、ある種、ブランドを軽視している姿勢が見え隠れする。


また過去には、小物が大量に入っている(試供品のみ)という回もあった。
ユーザーが手に取ったとき、これをどう感じるのだろうか?と想像したのだろうか。私は、これほどがっかりすることはなかった。

特に、SISLEYコラボ。2年半の間に3回。別の回にSISLEYの製品が封入されたこともあったので、含めれば4回。
これはもちろん現品をつけることが無理なことは承知の上であるが、頻度が(特に昨年は)多すぎだ。
最終的に誰かへのプレゼントとなり、それが良かったかどうかは議論の余地があるものの、少なくとも自分で使うことはなかった。


そして、YouTuberコラボの連続。
これが最もよく分からない。2023年は2ヶ月に1回の割合で登場している。(それ以前は2022年に2回, 21年は契約している半年の間に0回)

彼らが例えば化粧品が好きであるとか、使用感が良かったから広めたいとか、そういうことを伝えたくてやる、これなら好感が持てる。
ただ、あくまでYouTuberはYouTuberであって、それ以上もそれ以下でもない。何らかの実績を持っているわけでもなく、紹介しているように見えた。

さらに、配布時についてくる資料を見ても、彼らが何を以ておすすめしているのかが不透明であった。
特に過去に配布があった化粧品が再度配布対象となっていることもこのように考えさせた原因である。結局、長期契約ユーザーが感じるだけのことなのだろうが。



これはサブスク(一定期間契約するというモデル)では、一定量の化粧品(ただしユーザーが使いきれるかどうかはサービスの対象外)を送り、ある程度化粧品が余ったタイミングでユーザーは満足して、解約するというのも十分理解できることで、契約継続の難しさを感じる。

長期ユーザーを維持する目線と、短期的にユーザーを維持・獲得する目線と、複数の視線が交わる難しさは想像に難くない。


何にせよ、魅力のあるビューティーボックスの制作が一番と思われるので、そこがブレないよう考えてほしいものである。

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