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目指す会 2309 まえばし赤城ヒルクライム 2

泊まったビジネスホテルを6時前に出発しスタート地点近くの駐車場まで30分ほどのドライブ。昨日のガンダム談議とは打って変わってみんな寝起きでローテンション。ボスのE原さんはまるで寝付けなかったとまるで地獄のミサワみたいな寝不足アピール。

朝のE原氏、マジでこんな感じだった。

今日の出来が悪かったときの予防線を張りたいという魂胆見え見え。こんなインチキな大人にはなりたくない。

コース概要、時沢神社前から測定開始

コース概要だが総距離22.6キロで獲得標高1,400mと富士ヒルより気持ち短くて気持ち多く登る、まぁ大体一緒くらい。事故防止のためスタートから時沢神社前まではパレードラン(記録を取らずにゆっくり走る)となり、そこからタイム測定&永延と坂道が続く。もちろん大会ルールなんて集合時間と場所以外ちゃんと読まない僕らは開始早々ちょっと飛ばしてやらかしたりしたのだが。

スタート地点が道の駅となっており、トイレやコンビニが併設されているので非常に快適。ウ○チするには結構並ぶんだけど。男の人ってなんであんな大に時間がかかるのか。どんだけ踏ん張ってんねん。家では娘に「パパはトイレ長いしくさいから死んで欲しい」とか言われてるに違いない。なんでもふんばって大を出すのって脳血管を圧迫するので非常に不健康な行為らしい。でも朝はやっぱり元気一発出しとかないと気持ち悪いよね。

ということで8人が無事に(何人かはウ○チも済ませ)集合。お1人初対面の方がいたり、久しぶりに会った先輩もいたりとやっぱりこの手のイベントは出会いがあって楽しい。
いくつかのグループにスタートタイミングが分けられ、僕らはまぁ後半のほう。「今日の調子どう?」「いやー全然」「とかいって先行っちゃうんでしょー」「つーかオレ寝てねーし」といった恐らく中学生時代の試験前からまるで成長していないステレオトークをしながらスタート番を待つ。かれこれ30分くらいだろうか、あまりにもまったりしてしまいもー順番なんて来なければいいのに、と終電を惜しむ若いカップルみたいな気持ちになったころでようやく順番が回ってきた。

スタート前の待ちすぎてかぼちゃになった

コアメンバーのS水(ダムカードと御朱印集めが趣味の1つで、スタンプ集めのために1日300キロとかチャリ乗っちゃうド変態)が申込順のため僕らより2,3早めのグループでスタート。残った我々7人は固まってスタート。ヨーイドンのタイミングで期待度低めのリーチ時みたいな音楽が流れパチンカスならマウンテンよりホールに向かいたくなる気持ちにさせられる。とうとうレースが始まった!

他にイベントないのかよ? と思うくらいに道沿いにはがんばれーって声をかけてくれるおじちゃんおばちゃんや、中には和太鼓チームがドンドンと威勢の良いリズムを届けてくれた。よくプロスポーツ選手が口にする「皆さんの声援のお陰で勝つことができました!」を「嘘つけ、絶対自分の実力のお陰だって思ってるしょ!」と思わずにいられないひねくれ者の僕ですらこの応援にはテンションがあがる。それプラスせっかちな性格の僕とE原は赤の他人を風よけにして少しでも体力を温存すべく、知らないおっさんの背中に張り付いては追い越し、また張り付いては追い越しを繰り返しいつの間にか5人とははぐれていた。「他の奴らおそいっすね」とあたかも自分達が速すぎて仲間を置いてきた風な会話を交わす僕とE原。(実際はパレードラン区間ということを理解していなかっただけのポンコツ)

しょーがないから2人でいきますかー、なんてことを話していると時沢神社前に着きタイム測定がスタート。いよいよ赤城ヒルクライムの本番だ。
序盤は比較的緩やだが赤城山ヒルクライムの特徴は➀途中にこれといった平坦ゾーンがなく99%が坂道でかつ②公式情報では最大斜度9.7%とあるが実際には軽く10%を超える激しい坂がが沢山、らしい。

ここで僕とE原は決して果たされない約束をしてしまう。「ゴールまで一緒だからな!…」

主人公「…くそつえー」
ボス「ハハハ、その程度か主人公!」
遅れてきたライバル「おい主人公、何勝手に負けそうになっている! お前を倒すのはこのオレだっていつも言ってるだろ! ボスよ、勝手なマネはするんじゃねー俺様が相手だ、うぉー」 
ボス、ワンパンでライバル撃破
主人公「ライバルーーーー!!(からの覚醒)」
くらいベタなフラグだと我ながら思った。

果たしてこのあと主人公(僕とE原さんはどちらも主人公キャラではないが)は覚醒にいたったのか。それともヒルクライムが厳しすぎて泣きべそをかいたのか、次回もサービスサービス!

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