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9極の耐9 in 筑波サーキット 202406①

9時間と聞いて何を思い浮かべる? 筆者はよく寝たねーと思える睡眠時間、出来るなら毎日そのくらい寝たい。
9時間って仕事なら残業確定だし、ある程度の海外なら楽に行ける。過去9時間くらいぶっ通しでモンハンやってた時期もあったけど、まぁ大抵は長いと評価されるだろう。

今回はそんな9時間、チャリに乗り続けるイベントに参加してきた。その名も9極の耐9 in 筑波サーキット。

参加しておいてなんだがこんなクレイジーなイベントを開催する主催者の頭のネジはだいぶ飛んでいるに違いない。

しかし安心してほしい、9時間と言っても己の身1つで走りきるわけではない。最大6人がチームアップし交代交代しながら9時間を耐えきればいいというルール。1人あたり正味1.5時間、なんとかなる気がしてきたでしょ。

ということで当日。9時間のイベントにつき当然朝は早い。4時半にボスのE原家に集合、3時半にはおきる必要がある。そのため前日金曜日は渋々お酒を飲まずに就寝。

E原家には4人が集まった。(残り2人は現地付近集合。)4人とも真っ当な大人につき無事時間通りに集合。若い子は結構な確率で寝坊する、こんな時はおっさんでよかったなと思う数少ない瞬間だ。
筆者とE原氏に加え、平坦のスプリントにめっぽう強いA間に、最近エベレストの高さと同じ獲得標高を得るまで同じ坂道を文字通り何百回も往復し続けるというキチガイチャレンジをクリアしたS水の4人だ。(なんでも同じ坂道を150往復くらいしたとのこと…24時間以上かかったらしい。クレイジーすぎる)

A間の黒いボクシーにキャリーを装着しサクッとチャリ4台を乗せ、合わせて1日中外で過ごすためのアイテムをテトリスみたいに上手に積み込みいざ出発。
程なくして錦糸町辺りを通る。酔っ払いが背骨を引き抜かれたかのようにさまよい歩くのを見て、ある意味健全な社会が戻ってきたのだなと安堵する。とはいえ筆者には朝までに飲み遊ぶ体力はもはやない。

出発して1時間ほど。目的地の筑波サーキット最寄りの高速出口からほど近いコンビニに到着。最後の買い出し。
6月後半とはいえ気温は30度を超える見込み、生命線となる水や氷は余分に買っておきたい。あとたまに食べるお菓子とね。

ここで残りの2人とも合流。最近Hッシーの愛車、S-Worksのいかついヤン車を引き継いだT橋と、筆者と同じアルコ&ピースDCガレージのリスナーM下だ。2人は20代かつ大学同級生、おそらく我々おっさんたちとは同じ車でドライブしたくなかったが故のここでの集合。しかし我々は理解あるおじさん達、なんで朝E原家まで来て挨拶しないんだ??と深く追求なんて野暮なことはしない。

サーキットまでは残り30分程度下道を進む。筑波は都心からのアクセスが抜群なのも魅力的、なもんで筑波山も気軽に登りに行ける。

行きの車中で何を話していたか全く記憶に無い、それくらいに他愛の無い話だったんだろう、無事筑波サーキットに到着だ。

日本が誇るタイヤメーカーダンロップ!

荷物を下ろしまずは陣取り。ここをミスると1日ブルーな気持ちで過ごすことになる。
周りを見回すとどうやらこなれた感出してる人たちが多い、いわゆる常連という人たちだろう。もはや駐車場もかなり埋まっている。

我々がついた頃にはもはや大変にぎわっていた

出遅れた感はあったが、それでも割と良いところにスペース確保成功。どうやらママチャリグランプリに比べるとサーキットも小さく、参加チームも限られているっぽい。

ここで力を発揮したのがA間。普段から家族でキャンプに出かけるという彼のグッズが我々の1日の快適性を約束してくれた。

朽ち果てたときに眠れるテントに
めっちゃ簡単に組み立てられるタープ

キャンプもそうだけど設営の準備終えた時のよっしゃー感がとても好き、これから楽しくなるぞーみたいなさ。

ということで今回はここまで。このあとは周辺見学とコースの試走、そしていよいよレース開始って流れ。お楽しみに!


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