子の心 親知らず
子どもと私は別個体。
子どものことを100%理解するなんて、無理。
わかっちゃいるけど、勘違いしちゃうんだよね。
何でもかんでも、わかった気になってしまう。
親が子どものために良かれと思ったことも、
子どもにとってはプラスにならなかったり。
数年前の話。
ちびたが、運動会で大役に抜擢された。
親としては、自分の子が選ばれたというのは嬉しいかぎりだし、これを機に、内弁慶な性格が改善されればと思った。担任の先生も、同じ思いだったようだ。
毎日の練習はなかなかハードで、プレッシャーからか、食が細くなったりもして、大丈夫かと心配していたものの、無事に大役を務めあげた。涙ぐみながら、褒めまくったのを覚えている。
私からしたら、感動話として心に残っているのだが…、当の本人は違うかったようで。
1年後、その話をしていた時「あの時、大太鼓やりたかったのに!めっちゃ嫌やったわ!」との告白が。本人の中では美談でも何でもなく、ただただ嫌な思い出として残っているということに衝撃を受けた。しかも1年も経ってるのに!
別の個体なんだから、そんな事がこれかもあるんだろうなと思う。親のエゴを押し付けないように気を付けようと思う。
「子どものため」という呪いの札を振り回さないようにしないとなぁ(反省)
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