見上げた先に ひとつだけ。

こんばんは。mac"oです。

今朝も暖かかったので、*おはなさん*は早い時間から、元気よく外へ出て行きました。

時間がたっぷりあるものだから、畑での作業だけでは終わらずに、庭のお手入れにも自然と目が向いてきます。

「大きくなりすぎてるから、切ってもらわないと…」

不揃いになった低い植木は剪定ばさみで整えてしまった*おはなさん*は、伸びすぎた庭木の枝が、気になりはじめたみたいです。

木の種類に合わせたタイミングを調べたわたしが、”もう少し寒くなってから…”って答えるのだけれど、窓から外をのぞいては、やっぱりつぶやいてしまうのでした。

「先に延ばすと、また失敗することになるよ!」

夏にはたくさん青い実を付けていた我が家の柿の木は、今年は暑かったからか、秋になる前には、ほとんど落ちてしまいました。

高くなった柿の木を見上げては、たったひとつだけ、残っていた実を、甘くなるのを楽しみに待っていたんです。

それがいつの間にかになくなっていて、大好きな柿をひとつも食べられなかった*おはなさん*は、100歳で食べ損ねた、我が家の柿の′高くなった木を、残念そうに見上げていたのでした。


~ナンダカンダで、毎日がドタバタ中~ そんな*おはなさん*と孫を、応援していただけたら、嬉しいです!