しあわせが ここにある、から。

こんばんは。mac"oです。

まだまだ元気な、100歳の＊おはなさん＊と、地方の田舎の古いおうちで、暮らしています。

庭には小さな畑があって、野菜をつくることが、＊おはなさん＊のいちばんの楽しみなんです。

大事に育てて収穫したら、ご近所さんに持っていくと、喜んでくれるのが、生きがいなのでした。

「今朝、キュウリを穫ったから、途中まで取りに来てよぉーー」

お世話になっているから、どうしても差し上げたい！みたいで、少し離れたお宅に電話をして、わざわざ来てもらったりしています。

「100歳だから、遠くまで歩けないから…」

何時間でも庭で作業が出来ちゃう＊おはなさん＊なのに、そんな時だけ、急に”お年寄りアピール”をしてくるんです。

とにかく、あげたいって気持ちが強すぎて、逆にお手間をかけているってことに気がつかない、＊おはなさん＊の”100歳パワー”なのでした。

有無を言わさぬ＊おはなさん＊のお願いごとを、聞いてくださるご近所さんに申し訳がなくて、、、
”あげる人に取りに来てもらうなんて、逆なんじゃない？”なんて、遠回しに言ってみるのだけれど、もちろん全く伝わらないから、いつも心の中で感謝しています。

この上ないほどの、ご近所さんの優しさに支えられて、100歳になっても、「住み慣れた我が家家で自由に生活できる」”しあわせ”が、ここにあるのでした。