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PAYSAFEの可能性と株価推移予想💹

PAYSAFEの可能性

PAYSAFEの可能性を語るまえにまず、オンラインギャンブルの市場成長率をおさえる必要があります。PAYSAFEは米国で既に60以上のiGaming顧客を獲得し、米国でのシェアが一番高いからです。

ここで疑問に思うことは、eSportやオンラインカジノ等が成長産業になりえるのか⁉️ということです。

私は大いに可能性はあると思っています。

オンラインギャンブルの市場
コロナブーストも相まって2020年には、667億米ドルの規模に達する

eSportやオンラインカジノ、スポーツペッティングの増加、また、バーチャルリアリティ(VR)やブロックチェーンツールの開発などのさまざまな技術の進歩も成長を促す要因となっており、2025年まで年間50%以上の成長率でオンラインギャンブル市場は拡大すると予想されています。

DraftKingsの20212Qの良決算 


Skillz
Aarkiの買収により初の統合eスポーツ広告プラットフォームを構築し、インドへ参入

eスポーツ市場

fubo TV
ビクトリーを買収し、スポーツペッティングを開始

スポーツペッティング市場

上記企業の各種取り組みをみても、着実に市場規模はさらに拡大しているのがわかります。

PAYSAFEの主なギャンブルパートナー

DraftKings  
FanDuel
The Football Pools 
BetMGM


上記のギャンブル関連銘柄と提携をくんでいるPAYSAFEは他フィンテック企業よりオンラインギャンブル市場のシェア率の獲得が容易であり、
今後数年間で、米国のより多くの州が合法化する予定のオンラインギャンブル部門から利益を得やすい立場にあるのは確かです。

セグメント別の成長の可能性

統合処理部門
収益は高いが横ばいで安定的な収益を確保

デジタルウォレット部門及びeキャッシュ部門

グローバル決済サービスSkrill
2021年7月、Skrillを拡張
米国以外のユーザーが会社の合計35のデジタルコインを使用できるようになった

加えてCoinbaseとの提携により、Skrillにホワイトラベルソリューションを提供することが可能となりビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインなどの暗号通貨をデジタルウォレットで取引が可能になった

Paysafecard
Paysafecash利用でクレジットカードや銀行口座を持っていない人(申請が通らない人も含む)が商品やサービスを購入可能が出来る

Neteller
個人や企業に対して支払いが可能なデジタルウォレットプラットフォーム

株価推移予想

2021.8.6時点での株価は$10.86

iGaming市場のシェアを5年で獲得できた場合の株価予想(コリン氏のテーブルシート抜粋)

iGaming市場のシェアを5年で獲得できなかった場合の株価予想(コリン氏のテーブルシート抜粋)

まとめ

iGaming市場のシェアを拡大させ、デジタルウォレットとeキャッシュを伸ばすのがこの企業の成長の鍵になるのは間違いないでしょう。

PAYSAFEはオンラインギャンブル市場のシェアを獲得し続け、iGaming特化型フィンテック企業として地位を確立させること、世界のiGaming市場獲得していくことが必要不可欠だと考えます。

8月の南米のPagoEfectivo社を買収した目的は、ビットコイン市場とスポーツペッティング市場、2つの市場獲得の足掛かりを掴んだとも言えるのではないでしょうか

20211Q決算
下図は20211Q決算とガイダンス

投資するかどうかは、8月16日の2Q決算で方向性をみて決めても良さそうです。
継続して投資したいかというとうーん…ちょっと考えます。


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