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わたしの母

ひさびさになってしまいましたが‥
今、夜中の1時ころですね、ふと考えていた、私の母の話。というか、実は、このブログは7月半ばに書いていて、なかなか最後まで書けずにいたんですが、 今、ピピピーと頭が動いてるので(←どゆこと。笑) 書きたいと思います😊

私の母の話。

私の母は、めったに泣かない。
泣かないって事が、強いとか弱いとかいうんじゃないんだけど、とりあえず、めったに泣かない。母の子供である私がアホみたいにすぐ泣くのは、意〜味〜不だけどっまずそれはおいといてっ。

泣かない母が泣いたのを見たのは
私の人生の中でたった2回。

余談だけど、私の結婚式の時も、わたしのイメージではね、なんか母って娘の巣立ちに感極まって まじ泣きしちゃいながらお祝いするイメージだったけど、うちの家族は全然違って、母は泣かず、誰が主役?って思うくらいに父が嗚咽して泣いておりました🤷🏼‍♀️←(ディスってるわけじゃないけど、事実なんで。いや、若干ディスってるかもしれない。笑)

母なんか、結婚式後に「あ〜たのしかった」って言ってた笑っ どないやねん笑 まぁ私的にはみんな泣いて感動したー!の感想よりか、あーたのしかったぁ!の方が合ってるけども。


母が泣いたのをみた1回目は、12年前に、母の1番末っ子の弟(私にとっては叔父)が、膵臓がんで亡くなり、叔父さんにお別れをしに千葉にいったとき、
火葬される直前の最後のお別れの時に、
母が一瞬だけ、声をだして泣いていた

正直、かなり、びっくりした。
私にとっては、泣くはずがない母が声をだして泣いてて、ほんと、一瞬だったんだけど、泣き崩れるように泣いてた。わりと早い段階で我に返るように泣き止んだ母だった。

叔父さんは、膵臓がんだったんだけど、見つかった時には余命数ヶ月。でも実際は、1年くらいは生きたんじゃないかな。
いくつになっても、母にとっては末っこのかわいい弟。きっと、癌が見つかった時点から考えて、みんながいないところで泣いてたんだと思うんだけど、ほんとに人前で泣かない母が、目の前で泣いてるのを見たときの衝撃たるや。

2回目は2019年3月1日。私が開腹手術をしたら、先生もびっくりな、癌だらけのお腹。私が麻酔から目を覚ます前に、それはもちろん、医者から母に伝えられていて、私がICUに入り、麻酔から目を覚ますタイミングで、母が会いにきて声をかけてくれた時。

私の名前を何度かよび、
「痛かったなぁ、がんばったなぁ」

って言いながら、泣いてた。母は私に二言三言しゃべって、すぐに少し後ろに下がったのを感じた。

私は麻酔から少し覚めたと言っても意識朦朧だから、目は開けられないし、返事も出来ないけど、はっきり声は聞こえていて、母が泣いるのは聞こえてたし、後ろに下がった"空気"も、感じてた。

でも私、まだこのとき、自分が癌だったなんて知らなかったから、たかが開腹手術(私にとっての話です)を終えたところで、母が泣きながら、声をかけてきてる事が、ハテナでしかなかった。

なんで泣いてんの?って、思ったのをはっきり覚えてる。そしてその翌日ICUから戻り、はっきり意識も回復してから、私が癌だって知らされた時に、いっちばん最初に思ったのが、

母が泣いて私に話かけてるのを思い出して、
「あ〜だからかぁ」って思った。

私が意識がしっかり戻ってからは、母は私の前では泣いてない。

でも、前より泣きそうになりやすくなってたのは知ってる。年なのかな。ブログにも前書いたけど、アンパンマンの歌の話。めちゃくちゃ感動的な歌。その歌を母にも教えた時には
「何度歌詞を読み返しても、毎回涙がでてくるよ。」って、よくLINEで言ってた。

私が病気なってから、よく母とLINEをしたり、実際に会話をするのも明らかに増えた。入院中もよくLINEしてた。癌になったと分かったばかりの時は、対面で話してるときに、私の身体をあんじて、大丈夫なの?って声をかけてくれてたときに、私があまりに、あっけらかんと、「ぜんっぜん 大丈夫だよ」って言ってたんだけど、たまにそれを聞いて切なかったのかなんなのか、涙ぐんでたのは知ってた。

私が癌だと分かってから、母は2、3ヶ月で、めちゃくちゃ痩せた。食えなかったみたいだ。私が、痛がったりしてたときに、「もう、お母さんなんて別にさ、いいから、ほんとに、どうやったらかわってあげられるんだろ。かわれるものなら かわってあげたいよ」って言われた時は、さすがに切なかった。それに対して何も答える事も出来なかった。

母は痩せてくけど、私は癌になったばかりのときは、抗がん剤の副作用がある時以外はほんとに元気で、食べたいもの食べるし、あっちこち食べ歩きするくらい、もうスーパーハイパー元気すぎて、ぶくぶく太った笑笑
ほんと癌患者だからって、みんながみんな、げっそり、よろめいて歩いてるわけではないです。笑

妊婦のときくらい太った笑

そんな私をみて、そして、ほんとに私が元気であっけらかんとしてる姿をみて、母も少しずつ、気持ち的に安心を取り戻し、

「せっかく痩せたけど、完全にリバウンド〜」なんて言って、2人で笑った時もあった。

ふと思い出した話。
私がおそらく幼稚園児のころ、土曜日のお昼ごはん中、父と母がケンカしてた。幼稚園児だったし、よくわからないけど、明らかケンカにしてて、母が、お昼に作ったご飯を全てゴミ箱に捨てていて、私はなにか、幼稚園児ながらに、それを止めなきゃ!って感覚になり、母が前日の残りのカレーを捨てようとしてるとこで、「それ食べる!!」って言った事があった。母は、「ん?食べる?わかった」と優しく言ってくれて、カレーは捨てなかった。

幼稚園児には、もうそれが精一杯で、なんていうか、もうその場にいるのも大丈夫か分からなくて、母に「お昼寝する」って伝えて、1人で二階に上がり、ベットに潜って、なぜか、しくしくしたのを覚えてる。私がしくしくしてる時に母が二階に上がってくる音が聞こえたから、泣くのを我慢して寝たフリをしたなぁ。そしたら母が隣にきて、そのまま2人でお昼寝をした

数年後、おそらく私が小学生の時に、その時の話を母にして、「なんで離婚しなかったの?嫌じゃなかったの?」って聞いたことがあった。まだ私も10歳にも満たない年齢だったから、単純に、なんでケンカするのに、一緒にいたの?って感覚しかなくて、その質問をおそらくしたと思う。

そしたら母は笑いながら
「そんな事あったっけ?!ぜーんぜん覚えてないや!お母さんは、あんたたち(子供)がいたから、なんにも嫌な事なんかなかったよ」って言ってた。それもすんごい覚えてる。
小学生だった当時、ふ〜ん。ってだけの言葉しかでないものの、なにか感じてた。なんていうかな、単純に、小学生ながらに、嬉しかったのかな。

また別の話で思い出した。
私がカナダに住んでいる時に、母が日本食とか荷物を送ってくれた時に、一緒に手紙もいれてくれてた。手書きの手紙。やっぱり嬉しい。

まぁ手紙の内容は、忘れたけど(忘れたんかーい)手紙の途中途中に"フォー"って 書いてるんですよ。とにかく意味不だけど、文末に"フォー"とか。なに、これ?とか思いながらも、自分でナゾ解明は出来ず、不明なまま読み終えて、最後、”追伸”に答えが書いとりました。

追伸:今、日本で大ブレーク中の、ハードゲイっていう方が、よく「フォー」って言ってて、元気が出ます。

だそうだ。笑
そんなお茶目な母だけど、結構気にしぃな性格でストレスも溜め込みがち。本人そんな気づいてないけど、体に異変が起きて病院いくと、たいがい医者に言われるのは ”ストレス性なんちゃら”。

母は温泉が好き。青森って、ほんと、小さな村でもどこにでも温泉があるイイところで、母もいろんなところに行ってると思う。
私は、温泉好き!といえるほどの温泉好きではないけど、やっぱり温泉いったら、気持ちいいし、すっきりリフレッシュできる🙂
退院の日だったり、外来通院した帰りとかにも、温泉にいくようになった。
たまに母とも行くんだけど、すごくいい時間。
私はすぐのぼせるし、そんな長い時間お風呂につかってられないけど、でも、私にとっては、母と2人で時間を共有してることに意味がある。そんなことも、病気になるまでは、考えもしなかった。

母は、毎日私の兄と一緒に山菜採りに山にいってて、めちゃくちゃ元気 ハツラツで忙しそうだけど、でも、忙しくしてるほうが、母の性格にはあってるだろうなって思う。
いうて、母もそこそこの年齢になってきたから、あんまり無理しすぎずにね!って思いながら見てます

コロナが落ち着いたら、速攻で、母をつれて、私の姉家族が住むオーストラリアにつれてくって決めてる。いつ落ち着くのかもわからない、このコロナ渦だけど、私も母も元気な状態で行けるように。

病気になると、当たり前にできてたこともできなくなるけど、でも、今は病気が理由ではなくて、コロナが理由で、国内ですら当たり前に移動できなくなった。そんな今は、とにかく、自分が出来る事をこなし、後悔がないように、そして、オーストラリア旅行も含め、先にある沢山の未来に向けて、地道にパワーチャージ!
(ゆっくりだけど確実にNewハウスについても動いてます😁)

みんなも今こんなときだから出来る事、楽しい事を考えて探して、そして楽しんで、すごそうね🥳💕

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沢山の方にブログを読んで頂けるように、残りの八月もがんばるゾー💪🤤

今日はわたしの "母の話" に最後までお付き合いいりがとう😊ではではこの辺で🤩
おやすみなさーい🥱😉💕

私の夢は生きている間に、ませ子にかわいい、素敵な家を建ててあげる事。サポート頂いたものは、1円、10円も無駄にせず家づくりのために貯金させて頂きます🙂