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マヤの歴史に触れる

Hola! マヤメキシコインターンのおくやまです!
今回はマヤ文明について触れていきたいと思います。

皆さんはマヤ文明と聞くと、どんなことをイメージしますか?
私は、そういえば歴史の授業で習ったなぁ、、、というのが第一印象であまり詳しいことは思い出せませんでした💦
マヤ文明はマヤの歴史を語るうえで重要なので、これを機に皆さんと一緒に学んでいければと思います!!

マヤ文明

「メソアメリカ文明」とも呼べれる「マヤ文明」が成立した地域は、メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズ・エルサルバドルの5か国に及んでいます。一般的に、アメリカ大陸の中で「中米」と呼ばれる地域となります。

アジアの文明の統一国家とは異なり、小さな都市が数多く存在して文明を築いていきました。マヤ地域は熱帯雨林の低地南部、サバンナ地帯の低地北部、気温の低いマヤ高地の3つの地域で構成されています。

マヤ村の風景

紀元前2000年頃、マヤ地域で都市の発展が起こりました。それまで局地的だった土器文化が急速に広まっていきました。これがマヤ文明の始まりで、それ以降形を変えながら1500年代まで繁栄します。そのなかでも低地南部は比較的環境に恵まれていて、多くの都市が建設され、ピラミッドをはじめとする遺跡なども多数残されています。

マヤ文明ピラミッド

マヤ文明を象徴する建築物と聞いて一番に浮かんでくるのはピラミッドではないでしょうか。

メキシコで有名な遺跡「チチェン・イッツァ」の遺跡には、四面建築のピラミッドが残っています。春分の日と秋分の日に9段のテラスの影が大地に蛇の胴体を描くという現象は神秘的であり、それを一目見ようと世界中から観光客が訪れます。

矢印の部分に胴体が現れます

都市はチチェン・イッツァのような巨大建築物を中心にして形成されており、神殿の役割があったとされていますが、近年人骨が発見されたことから王墓としての役割もあったのではないかと言われているようです。

チチェン・イッツァ

ピラミッドと聞くと、エジプトのピラミッドも大変有名ですが、マヤのピラミッドとは建築様式が異なります。エジプトのピラミッドは四角錘状ですが、マヤのピラミッドは楕円形などさまざまな形状があるのが特徴的です。

これは、マヤ人が「天界」「地上界」「地下界」に分かれているという精神観を持っていたことに関係しています。地下界は「あの世」のことで、彼らはこれが9層に分かれていると信じていたようです。
そしてピラミッドも9層の構造でつくられていることから、マヤのピラミッドはあの世をかたどった建物として作られていて、王が死後の世界へ行くための部屋と階段が存在していると考えられています。

5分でわかるマヤ文明!特徴や滅亡の謎についてわかりやすく解説 | ホンシェルジュ (honcierge.jp)

現代ではマヤのピラミッドは調査が容易ではないそうなのですが、その理由の一つとして、マヤでは新しい建物を古い建築物に増改築することでピラミッドを大きくしていくという特徴があります。そのため隅々まで調査することが難しいようです。これだけの巨大建築物を築くために、使用する石を人力のみで準備して運んで積み上げたと考えると、今では中々考えられないですね…。

今後もマヤについて色々ご紹介していきますのでお楽しみに♪



引用サイト:
5分でわかるマヤ文明!特徴や滅亡の謎についてわかりやすく解説 | ホンシェルジュ (honcierge.jp)
マヤ文明の高度な技術 【4万以上の文字と1年365日の暦】 - 草の実堂 (kusanomido.com)


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