主夫の日記 2000年7月2日

7月2日 授業参観

昨日、初めて授業参観というものに行ってきた。自分自身が子供の頃は親が学校に来るというのが、無性に嫌でしょうがなかったが、親にとっては結構楽しみなものだということが、親になってはじめてわかった。(^^;

なにせ、普段自分たちが見ることのできない子供達の学校での様子が、多少なりとも垣間見ることができるのだから。

子供達が親がいることをどの程度意識しているのかはわからないが、それ以上に親の方が力がはいっているのが実際のところかも知れない。

子供がいたずらをしていて険しい顔をしている親、手を上げて指されただけで嬉しそうな親。

たし算の答えが正解で何となくほっとしている親。

こんなところにも様々な一喜一憂があるもんだ、と思いつつそれほど人事でもない自分がいたりして...。

しかし、私たちの頃は授業参観というのはせいぜい1時間だけだったと思うのだが、昨日は朝から4時限目が終わるまで、ずっと授業参観だった。

これには、学校に兄妹で通わせている親が、楽に移動できるようにというのと、仕事がある親も時間の調整をしやすいようにとの配慮があるように思える。

はい、私たちは夫婦でしっかり4時間見させていただきました。(^^;

しかし笑ったのが、3時間目の生活の時間。この日は授業参観ということもあって、「お母さんのお仕事」というテーマで子供達に発言させていくいうものだった。

先生:「お家では、皆のお母さんはどんな仕事をしているのかな?」

子供達が次々に。「掃除」「洗濯」「赤ちゃんの世話」等の答えをしている中、

うちの息子がすっと手を上げる。妻と二人で何を言うのだろうと、ちょっと期待混じりに注目をしていると、自信満々に「お父さんがいないときに、ご飯を作ってくれる!」と我が息子。(^^;

夫婦で崩れ落ちる私たちに、先生は「...????」。

愛すべき我が息子なのであった.....(^^;。


※この記事は、私が以前自分のWEBサイトの掲載していたものをアーカイブとしてこちらに転載しているものですので、あくまで過去の自分の想いですので、現在の自分の考えとは違う場合もあります。

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