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音楽

息子の伊織が一歳になりました
早いものでふにゃふにゃだったのにハイハイして1人で遊んだりして。あっという間に大きくなっていく

自分が小さい頃のことを思い出していた。大人になってからが一番幸せだなと思う

音楽のこと,小さい頃からやっているんですか?とか 音大に?とかたまに聞かれるけど

音楽を始めたのは高校時代から,音大とかも全然,それは今までラジオやなんらかの記事だのインタビューで話したりはあったけど それ以外のことは話したりすることはなかった

小さい頃は祖父が剣道の師範だったのでよく竹刀で遊んだり,山で遊んだり川で魚を釣ったりして それと教育にいいとのことでビデオでディズニーのファンタジアを見たりしていました
これはクラシックの名曲とアニメーションといった作品で 夜はカーテンを閉めるようにやってくる描写があったり 音楽や朗読も聴くと映像が浮かぶようになったのはこの作品の影響かなと思ったりしています

父からはよく押し入れや物置に閉じ込められたりしていたので怖くて顔見れなかったから今も顔を思い出せません

10歳の頃 親が離婚して母と弟,育った故郷の家を追い出され 実家に戻った時も 毎晩叔父さんから学校から帰ってくると理由なく暴力を受けて 逃げ場もなく そんな日々の中 母から誕生日に買ってもらったカセットテープとラジオが聞けるプレーヤーで(お金が本当なかったから罪悪感半端なかったのを覚えている) 近くの図書館で借りたカセットを寝る前にこっそりクラシックを聴くのが楽しみだったな

中学でいじめを経験して精神的におかしくなって 寝たきりになった時期も
音楽に心が救われた。確かあの時は北欧の音楽を聴いていたんだった

自分もそちら側に,そう思ってもらえるような人になれたならいいなと思った。

北欧やヨーロッパの音楽をなぜ好んで演奏しているのかっていうのは 心の中にあるずっと昔からなんとなくぼんやりある風景のようなものに近いものがある気がするから

なんかそういうのが自分の核になっている。

たまにわからなくなって辞めたくなったりすると そうだった 大事なこと忘れていたと思い出す
恩返しのような そんな感じ。

友人たちが遠くの世界に旅立って作った曲も 嬉しい時 作った曲も 演奏するとショートフィルムのようにその時のことを思い出すんですよね

ずっとそんな想い出と共に






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