支離滅裂の日記/外付けの感情論

「言い方ってもんがあるでしょ」

聞き飽きた言葉。共感性に欠けていた自分は理論だけで相手を否定することが多かった。

最近分かったことなのだが、人間は効率的じゃないらしい。勿論感情があってそれによって行動が左右されるのは理解しているが、社会に出た人間もそうらしい。

迷惑な話だが、何故気付いたかと言えば、まさに自分が感情的になってきたからだ。理論をnoteに吐き出しているおかげか、少し人間らしくなってきた気がする。人に物を頼む時は下手に出るし、他人の無意味な行動を咎めることも減った。嫌な人間を卒業できたかな。

いや、そんなことはとっくの昔からできていたはずだ。思い返せばむしろ俺は人のために体と頭を動かすのが好きな人種だったはずだ。何故こうなってしまったのだろう。人間不信になったせいだろうか。善意を振り撒いた所で無駄だと思ってしまったのはいつだったか。あの頃の純粋な利他精神は息絶えてしまったのか。

兎に角、人間を動かす時は非効率的な方法を取った方が、かえって効率的ということが往々にして存在するらしい。心が枯れていようが、思いやりを装備して外出しなければいけないらしい。

面倒だ。仕事中だけはみんな機械になって、マザーコンピュータが管理してくれないだろうか。

俺も、何も考えたくないし。

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