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一石二鳥と経営者のはなし

一石二鳥が大好きだ。

家のトイレには必ず本が一冊置いてあって、大をする時(小でも座ってするのですが)本を読む。
これが一石二鳥。

何かを取りにいくときに、ついでにやることを想像しながら取りにいく。
ありとあらゆるものが一石二鳥だったらいいのにとまで思ってる。

今は家の部屋が一石二鳥になってる。
ずっと荷物置きにしかしてこなかった部屋をスタジオ化にした。
仕事部屋でもありスタジオでもあり子供たちの勉強机でもあるアイランドテーブル。

昨晩、とある人たちと食事に行った。
その中でこんなことを言われた。
「毎月決まった日に給料はいる”社員”に経営者の感覚は絶対にわからない」
なるほど、確かにそうだなと感じた。
自分自身はどうだろう。
確かに「どこか安全な感覚でいる」
と同時に安全な感覚を外して経営者感覚でいる自覚もある。
じゃないと経営会議なんて出てはいけない。

それが悪いかという話ではなく「そういうもんだ」という話だ。
しかし、そこに横たわる分断は腑に落ちない。
経営者と雇われ側の意識の違いという分断を感じたのだ。
親の気持ちは子にはわからない。ということなのか?
ディフェンスをしているとフォアードが上手だという。
それはディフェンダーはディフェンダーの心理が読めるからだ。
だからアルバイトにP/Lを教える。
教えると経営者的視点で数字をみてくれるようになるからだ。
「もう一人雇ってくださいよ」という空中戦から
「どうしたら雇えるようになるか?」に変化する。
そこからが本質であり面白いところなのだ。

とりとめもなくここまで書いて、いまふと浮かんでいるのは難しく考えるのをやめて経営者やってみようかなということだ。
経営者は孤独だ。
しかしそれは思い込みである可能性がある。

一石二鳥を探している。

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