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透明人間18号

RADWIMPS/透明人間18号

中学1年生の時に仲が良くも、悪くもない姉から珍しくメールがきました。

「RADWIMPSの謎謎いいよ。」

メールを見た時の素直な反応は、「は?」でした。
そもそもRADWIMPSがバンドという事も知らなかったので、おススメの曲を送ってきた事を理解できませんでした。

後に、RADWIMPSがバンドという事を知り、youtubeで検索して曲を聞いた時に
何故もっと早く教えてくれなかったのか。と姉に言ったのを今でも覚えています。

今回はそのRADWIMPSさんの「透明人間18号」という曲を題材にイラストを描かせて頂きました。

透明人間18号は、色をモチーフに歌詞が書かれています。
「ただ一つを貫く人、幾色にも塗れる人、それぞれなけなしの正しさを振り絞っているのに僕は、白と黒の狭間で今日も見事なまでの灰の色」
1番の歌詞では自分を卑下しながら周りの人の色を羨ましく思っています。

しかし、2番では
「その道すがら乗り込んできた、君に僕は見つかったんだ。
すると灰の色の僕を眺め綺麗と言ったんだ。虹の色をかき混ぜると同じ色をしていると。」

ここで初めて会った君に言われた何気ない一言で私は救われます。

何より私が1番好きな歌詞はサビです。
ここで後ろの音は消えて、ギターとボーカルの声だけになります。

「何にも染まらぬように、何にでも溶けるように、
心と声との隙間に裸で立ってられるように」

なんてオシャレな言い回しでしょうか。orz

あれからアニソンしか聴いていなかった私にバンドを聴く習慣ができました。
今ではお陰様で中毒というほど音楽大好き人間です。

今回は主人公が灰色なのでイラストは灰色をベースに描かせて頂きました。
その中でも差し込んだ一筋の光(君)と、心と声との隙間という部分を光を使って表現したつもりです。

長々と読んでくださってありがとうございます。
よろしければ是非、RADWIMPSの透明人間18号を聴いてみてください😌

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