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2023.8.1-2023.8.4

2023.8.1(Tue)

出社前に綿谷りさの『手のひらの京』を読み終える。綿谷さんらしい毒のようなものがほとんどなく、やわらかい家族(というか三姉妹)の物語だった。今まで読んだことのある作品と毛色が違ったけれど、とても好きだった。
京都の四季を感じられたり、家族に思いを馳せたり。京都で生まれ育った人にしかわからないような感覚や習わしは興味深かった。好きな本なのでまた読み返したい。


2023.8.2(Wed)

会社の大会に出場することになり某駅へ。
去年も選ばれて参加したけれど、2度目だからか緊張感がまるで出てこないくらい力が入らず、事前準備もままならないまま本番を迎え、それなりの結果で終わった。
準備に励むような時間と労力、モチベーションが去年ほどはなく、撃沈。当然の結果だったと思うので落ち込むというよりは受け入れるしかないという気持ち。
それでも前回の反省点を活かして参加したつもりだったけれど、その作戦がむしろ逆効果となってしまったのだった。
とにもかくにも、みんなが参加したがらないこの行事に、この繁忙期の中またしても参加したその事実に、おつかれさまわたし、と言いたい。
今の自分の仕事へのスタンスがそのまま自分に返ってきたなと思うので、良い機会だったのだろうなとは思う。

疲れてサンドイッチのあとにタルトも食した…



2023.8.3(Thu)

今日は研修を受けにまたしても某駅へ。なんというハードスケジュール…。
でも久しぶりの長丁場の研修に楽しみな気持ちがあるのも事実だった。というのも参加者の中に自分が新人だったころお世話になった上司がいたからだ。こんなふうに会える機会があるなんて、嬉しいことだなと思う。
研修自体は楽しく穏やかに進んだので肩の力を抜いてできたけれど、今の自分を見つめなおさなければならない、とおしりを叩かれたようだった。
研修内での先輩の言葉が私の胸をさらったのは確かだった。仕事をする姿勢や向き合い方というのは、自分の動き方次第で変わるのだ。
モチベーションというのはぐっと上昇するときもあればいつしか環境に慣れて萎んでいくこともある。まさに今がその時という状況なので、初心に帰らねば、と背中を押された2日間だった。
研修後食事しながら後輩の話をひたすら聞いてあげていたわたしは、もうあちら側にはなれないのだな、と思ったのだった。

2023.8.4(Fri)

久しぶりの休み。休み自体は4日ぶりくらいだけれど、大きな仕事があったのでそれが終わるまでは肩の力が抜けないというか、あまり気持ちが休まっていなかった。
午前中から川上未映子さんの『深く、しっかり息をして』を読み終え、外食続きだったのでお味噌汁作ったり簡単にできるもので昼食。
図書館に行ったり旅行のためのガイドブック買ったりほくほくして家に帰る。

夫が早速飲みたいというので夏の夕暮れを横目にビールとお惣菜で乾杯。いい休日だった。
明日からまた連勤だけれど、それを乗り越えられる楽しみが待っているのだし、気を引き締めてがんばろう。

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