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私がネット麻雀を始めたきっかけと今に至るまで(前編)

こんにちは。アースホール佐藤です。

今回は、私がネット麻雀の世界に来たきっかけと、今現在に至るまでを話していきます。オッサンの自分語りに需要があるか?と思いつつ、まあつらつらと書きていきたいと思います。

---以下本文---

ネット麻雀を始めたというか、本格的にやり出したのは1年前の3月である。唐突だが、この時私は休職していた。休職していた理由はここでは割愛するが、おしゃべり好きなのでそのうちまた別に書くかもしれない。

で、休職していた私は毎日やる事があるはずもなく、また全ての物事に対して何のやる気も起きない状態だった。

曜日は夜のテレビ番組でなんとなくわかる程度で、無為な時間が流れ続けていた。

そんなある日、いつものようにやる事がない私が、YouTubeを流し見していたら、あるYouTuberの動画が目に止まった。麻雀の動画だった。

あえて名前は出さないが、そのYouTuberは「立直後手出し」とか「状態が悪い」とか意味不明な事を言っていたが、動画にコメントが流れる編集が、昔よく見ていたニコニコ動画を連想させるのと、対局中のフリートークのウンチクなどが妙に自分と波長が合ったのである。

特に講座動画は無職にあるまじきプレゼン力で、簡潔な説明もわかりやすく、20年前の麻雀の知識しかなかった自分には衝撃だった。

何もやる気のなかった自分に、久しぶりに何かの欲求が湧いた瞬間だった。麻雀自体は中学生からやっていて、社会人の最初の頃までよくやっていたものだが、戦術などあるはずもなく、勝ったり負けたりの運ゲーを繰り返すのみだった。

だが、今は新しく得た知識がある。

ネット麻雀をやってみたいーー

そうと決めたらあとはプレイするのみだ。舞台はもちろん、そのYouTuberもプレイしていた天鳳!

この時のアカウント名は「マドロック」にした。昔ロッテにいたダメ外人だ。なお特に思い入れはない。

そして天鳳を始め、講座動画で学んだ知識を早速実践していった。どんどん仕掛ける、立直は愚形でも迷わず打つ、先制されたらベタオリ・・・どれも今となっては皆が知っている常識だが、自分が生まれ変わったように感じ、どんどん段位が上がっていくのが素直に嬉しかった。

こうして私はすっかり天鳳にハマり、暇な時間が大量にあるのを活用して、約2ヶ月程で六段まで到達できた。

憧れの鳳凰卓まであと一歩!まあ知っている人は知っていると思うが、ここからが大変なのである。

そして案の定ここからが転落の始まりだった。

きっかけは出来心で東風戦に手を出した事だった。ちなみに六段まではずっと半荘戦を打っていた。

東風戦になると基本的には参加率を上げないといけない。いい手が来るのを待っているだけではトップを取れないからだ(と、この時は思っていた。今はまた別に思うところがあるが、別の機会に書いてみたい)

で、そこから転げ落ちるのはあっという間だった。バランスを崩し、不必要に前に出ては振り込みを繰り返し、ポイントはあっという間に溶けていった。

ちなみにこの期間に牛さん(齋藤豪プロ)のサブ垢によくボコボコにされていた。配信をやってるなんて知る由も無いので、この七段つえーのに特上で打つんじゃねえ!と心の中で呪いの言葉を吐いていた笑

どうりでつえーわけだよ、天鳳位だからな!笑

そして負けが込んではキレ打ちして振り込みを繰り返し、よく壁を殴っていた。手を怪我した。手を怪我したので今度は脚で壁に蹴りを入れた。が、冷静に考えて近所迷惑なのと、脚も痛くなってきたので、ソファにクッションを叩きつける事にした。

と、アホみたいな事を繰り返した末、段位は四段まで下がっていた。

ただ、ふと我に帰った時、ポイントは失っていたものの、喜怒哀楽の感情が戻っている事に気がついた。

季節は夏になり、いつの間にか気分と体調も良くなっていたので、本格的に復職もした。

復職した事で時間が減ったのと、天鳳での自分に限界を感じ始めていた事、元々アウトドアの活動が好きなのもあり、ネット麻雀をする時間は減っていった。

まあ、一定期間楽しかったし、体調も良くなったからいいかーーそう思ったものの、心のどこかに引っかかりを残したまま、季節は秋を迎えた。

中編へ続く


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