見出し画像

私がネット麻雀を始めたきっかけと今に至るまで(中編)

前回のあらすじ

壁を殴ると手が痛くなるという事がわかった。

はい、続きです。長くなりそうだったので3部構成に変えました。引き続きお楽しみ下さい。

---以下本文---

1年前の秋、体調が良くなった私は、元々好きだった登山を楽しんでいた。だが登山は毎日のようにできるわけではない。コロナ禍もあり、その他の所へ外出するのも憚られる毎日・・・

やっぱ麻雀するかあ・・・でも、コテンパンにされた天鳳は食指が進まない。そこで候補にあがったのが雀魂だ。

前編で紹介した某YouTuberも、雀魂のプレイ動画を頻繁に投稿するようになっていた。時代は雀魂なのだろうか?可愛い女の子達をアバターとしてプレイするのも何だか楽しそうだ。

という事で私は雀魂を始める事にした。さて、プレーヤー名は何にしよう?こういうのでいつも困るのだ。RPGでも名前を考えるのに1時間くらいかかったりする。ちなみにアースホール佐藤は文字数オーバーで入らない。

という事で悩んだ結果、「陳陳珍」にした。

由来だが、IPPONグランプリのお題で「放送コードギリギリの芸名を教えてください」というものがあり、一般回答で「チン・チンチン」という答えがあり、涙が出るほど笑った記憶があり、これに漢字をなんとなくあてたものである。下ネタが結局一番笑っちゃうんだよね笑

という事でめでたく?プレイを開始した。某YouTuberに倣って、東風戦だけで遊んでみる事にした。天鳳で跳ね返された、東風戦へのリベンジという意味合いもある。

「ご主人、おかえりにゃ!」

猫娘がお出迎えだ。可愛い。こうして雀魂にしばらく打ち込んだ。

成績は順調だった。一応天鳳で六段まで行っているので、下の卓ではいわゆる強くてニューゲーム状態だ。

オラオラ!ひれ伏せひれ伏せ〜、媚びろ媚びろ〜とやっていたはいいが、心のどこかで引っかかりのようなものも感じていた。いずれ雀魂でも、天鳳で挫折した時のようにどこかでなるのでは・・・!?

そう思い、私はTwitterを活用して雀力向上になる情報を集めてみる事にした。

ちょうどその頃Mリーグの新シーズンが始まろうかという時であり、Mリーガーランキングというnoteを書いているツイートが目に止まった。

noteは膨大な文章量だったが、各選手を本当に細かく分析しており、思わず唸った。打牌批判理由も頷ける視点ばかりで、過去のnoteも読み漁った。

即座にその人をフォローした。フォロバもしてくれ、気軽にリプライも応じてくれる。麻雀が強いだけでなく、きっとイケメンに違いないだろう。

そこからもオススメの戦術動画をあげていたり、雀力向上になるツイートをしているアカウントなどを探したりし、座学をやり直した。

そして意を決し、天鳳も再挑戦する事にした。アカウント名はもちろん「陳陳珍」だ。目指すは東風戦だけでの七段昇段!

そうして再挑戦はスタートし、年末には天鳳は四段、雀魂は雀豪1になった。

さらに年が明けしばらくし、Twitterフォロワーが全然いない自分のどうでもいいツイートに、いつもイイねをくれる人が二人現れた。

「バーチャルアイドル早稲田わんな」「43歳無職素人童貞仮性包茎」という二人だ。

いつもイイねをくれるのでいい人なんだろうとは思うが、アカウント名からして、たぶん頭のおかしい人なのかもしれないと思った(お前が言うな)。

その二人とやりとりをするようになり、Twitterの知り合いも徐々に増えてきた。

「43歳無職素人童貞仮性包茎」さんはどうやら「酒井新一」という名前らしいというのがしばらくしてわかった。だが、気が付いたら次は「何にでもイイねするbot」に名前が変わっていた。

いったい何事かと思ったが、どうやら負けた人が一定期間Twitterアカウントを改名する「改名バトル」というのをやっているとの事だった。

面白そうだなと思い、参加したいと伝え「酒井軍団」の一員となった。

ここから自分のネット麻雀生活がまた変わっていく事となったーー

続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?