見出し画像

真面目に生きて、損してる。 甘え上手に、私はなりたい。

大好きな作家、岸田奈美さんがこんなツイートをしていました。(一連のツイートも、ぜひ見てほしい。)

真面目に働くやつが損する!っていう怒りの気持ち…… 心当たりありすぎる。

先日「楽しくないことに時間を費やすのをやめたい」という記事を書いたんですよ。わたし、別に仕事がめちゃくちゃ好きとか楽しいっていうわけでもないのに、積極的に自分の時間を費やしてしまうんです。「誰かがやらなくちゃいけないこと」をなぜか好きでもないし楽しくもないのに、積極的にやってしまうんです。

結果、今の職場ではそこが評価されているし、感謝もされている。
でも「誰かがやらなくちゃいけない仕事をいつもやってくれる人」っていうイメージが付いてしまって、誰かがやらなくちゃいけないってなる前に「Konomiさんの仕事」ってなっている気がする。単なる被害妄想かもしれないけど。

こういうのやらない人って、本当にやらないんですよね(笑)
で、やる人ってだいたいいつも一緒なんですよね。

でも薄々気付いている。
自己満足であることを。勝手にやっているだけだということを。

真面目に生きてきて、損している気がする


話が飛びますが、数年前に「polca」っていうクラウドファンディングのもう少し小規模な感じのサービスがあったのですが(今はサービス終了しています)、

なめらかに、お金がめぐる、フレンドファンディングアプリ。
やりたい事を思いついたら、企画をたて、必要な金額を友だち同士で集めることができます。
※フレンドファンディングとは、友だち(friend)と、資金調達(funding)を合わせた造語です。

https://polca.jp/about/

このpolcaですごく覚えている募集があって。これ。

この募集自体は普通なのだけど、ここで結構な額の旅費(+カツオ代)を支援してもらっているのに、

現地で財布なくして、カツオ代をさらに支援してもらっていた……。
しかも追加の方の支援に対するリターンが

カツオのうまみについての感想

え? え??
いやもうそれリターンでもなんでもなくないですかwww

でもこのpolca、支援している人がみんな楽しそうだったのがすごく印象的だったことを今でも覚えています。

他にも「羽田空港と成田空港を間違えたから、飛行機代ください」とかあったなぁ。ちなみに箕輪さんは何度も財布をなくしてその度にpolcaしていたwww

こういうのって、本人の性格というかキャラクターでできる/できないがあると思っていて、私はできないタイプ。
できないというか、やるとしたら支援して損したって思われたくないし、なんなら、思っていた以上のリターンを返して支援してよかったって思ってもらいたいって悩みに悩んで結局できなさそう。

真面目か。

クラウドファンディングやっている人が真面目じゃないって言いたいわけじゃないし、なんなら私は人がやっているクラウドファンディングにはホイホイ支援する。

でも自分は、お金をもらうことに対して必要以上に責任と重みを感じてしまうので、自らそういう機会を選ばないようにしているんだと思う。でも。

支援した人は喜んでいるし、満足している


もうひとつ印象に残る出来事が最近あって。
とあるVの人が「活動に使うのでオーディオインターフェースと、マイクスタンドと、ポップガードください」ってツイートしていて。

いやもうそれ、マイク以外全部やんwww
ていうか自分の活動に使うものなんだから、自分で用意しなさいよwww
って思っていたのだけど。

提供した人が「持っていても使っていなかったから、使ってもらえて嬉しい」って言っていて。

提供した人、嬉しいって言ってる……!?

ってすっごく驚いた。
自分の提供したものを使ってもらっている、なんなら「活動を支えている」くらい思っているのかもしれない。

よくよく考えてみたらクラファンも同じで、リターンを求めているっていうより、支援したことによる満足感や、同じ支援者との繋がりが嬉しいのかもしれない。
自己満足のおっきいやつ、的な……?

そして、薄々気付いてはいたけど、

わたし、好きで「真面目」を選んでいるわけじゃない。


このオーディオインターフェースをタダでもらっていた人のこと、正直、うやらましいって思った。

真面目に、自分のお金で機材を揃えている自分を「損した」「真面目にやっている私、バカみたい」って思った。
悔しかった。

でも、本当は、すごくうらやましい。

他人に甘えることができるっていうことに。
「助けて」「ほしい」「ください」って言えることに。

わたしも、もっと甘えたい。


本当は、わかってる。
真面目にやっているのは、自分に対する自信のなさを隠すためだって。

真面目にやれば、誰かがほめてくれるから。
真面目にやれば、誰かが感謝してくれるから。

誰かがくれる「ありがとう」は、自信に変換できるから。
そうすることで、自分は存在していていいんだって思えるから。

でも、本当は、私だって甘えたい。

私だって「ありがとう」って言いたい。
「わーい! やったーヾ(*´∀`*)ノ ありがとう!!」って、人の好意を素直に受け取れるようなりたい。だから。

脱・真面目! 甘える練習をnote有料マガジンで始めます


ってことで、noteの有料マガジンを始めます。
その名も「Konomiの賽銭箱」

実はちょっと前に作っていたのだけど、有料マガジンでどんな記事を書いたら読者さんに「支援してよかった」と思ってもらえるかって悩んでいて、記事を書けなくて、作ったマガジンを閉じようと思っていた……。真面目か!

月300円を賽銭箱に入れていただくと、私が決して外には出さない「ダメな部分」や「秘かに思っていること」を知ることができます。

甘え下手で、真面目で、頼まれてもいないことをやってしまう。ダメな部分すら、さらけ出すのに勇気が必要です。

そんな私を応援してくれる人がいたら、ちょっとだけのぞいてください。

いただいたお金は、活動費用に充てていこうと思います。
毎月、何に使ったのかも書いていきます。真面目か!!

以下、マガジン購読者のみが読める部分に今日のごはんと、衝撃の事実を載せておきます。


ここから先は

270字 / 1画像

Konomiの賽銭箱

¥300 / 月

バーチャルで活動する黒ギャルちゃん(DJ Konomi)を応援するための賽銭箱です。いただいた支援は活動費に充てます。2022年夏にメンバ…