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【AIの基礎を学ぶ(4)】第2次AIブーム

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さて、本日は前回の「第1次AIブーム」に続き「第2次AIブーム」を振り返っていきます。

より深い推論が獲得できると「エキスパートシステム」が活況に

第2次AIブームは、1980年~1987年頃の時期で「知識表現の時代」と称されます。ブームを担ったのは「エキスパートシステム」です。

エキスパート、すなわち専門家の見識を蓄積し、より深い推論に基づいて問題解決にあたる、というものでした。このシステムを活用すれば、現実の課題を解決することができると期待されたのです。

法律、金融、医療など、分野も多岐にわたり、とにかく膨大な専門知識がデータとしてプログラムされました。

1972年に開発された「Mycin(マイシン)」は、医療の専門家の知見がプログラムされ、細菌感染症の診断や最適な抗生物質の支援など、医療専門のAIシステムとして、一定の評価もありました。

しかし、膨大な知識の手入力や判断のベースになる知識の食い違いなどの問題が続出。限られた分野では有効な面もありましたが、すべての事象に対応するのは不可能に近かった。

曖昧な事象への判断が困難なことなど、課題が多く、AIは2度目の冬の時代を迎えることになります。期待と失望を繰り返し、再び冬の時代を迎えたAIはどうなってしまうのでしょうか。

さて、本日はここまでです。次回は「第3次AIブーム」について解説します。

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