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北朝鮮の弾道ミサイル発射のニュース、本当に脅威なのか調べてみた。

◉CSISの資料

こちらは、CSIS(戦略国際問題研究所)というアメリカのワシントンD.C.に本部を置くシンクタンクの資料です。ミサイルの種類や核実験の実施について示されています。

2024年4月2日、岸田首相は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて、「我が国のみならず、地域や国際社会の安全にも関わることであり、断じて容認できない」と強く非難しました。


◉うるさい、Jアラート「全国瞬時警報システム」

内閣官房「国民保護ポータルサイト」には以下のQ&Aがあります。

Q. どのような場合にJアラートが使用されるのでしょうか。
A. 全国瞬時警報システム(Jアラート)は、弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性又は領土・領海の上空を通過する可能性がある場合に使用します。

たしかに、頭の上をミサイルが通過するのは、不安になりますね。


◉北朝鮮のミサイルは本当に日本を脅かしているのでしょうか?

この図は、北朝鮮の弾道ミサイルの軌道を示しています。高度は、1,300マイルから3,000マイル、キロメートルに換算しますと、約2,000kmから5,000kmとなります。これをロフテッド軌道と言います。

International Space Stationとは、国際宇宙ステーションのことです。高度408kmを周回しています。

ちなみに、旅客機の高度は、約10km。


◉日本の領空とは

宇宙条約により、宇宙空間の領有は禁止されており、そのため地表から宇宙空間に至るまでの空間が領空とされます。1950年代には国際航空連盟が地上から100kmを宇宙空間との境界として定義しました。この境界線を「カーマンライン」と呼び、領空の高さに関しても通常、地表から高度100kmまでの空間が領空と見なされます。

旅客機の高度は10km、日本の領空は100km、北朝鮮の弾道ミサイルは日本の領空外で、旅客機の200倍から500倍も遠くの宇宙空間を飛行しています。

よって、北朝鮮が、日本の領土に向けて弾道ミサイルを発射しない限り、日本国民にとっては何の脅威でもありません。ミサイルの部品も落ちてきません。在日米軍基地の近隣の方が、北朝鮮のミサイルより、よほど危険です。

北朝鮮は、159カ国もの国との国交があります。そのような国が、アメリカの植民地のような日本に、いきなりミサイルを撃ち込んでくるとも考えられません。


◉疑問①: なぜ、日本政府は大騒ぎして国民の恐怖を煽るのか!?

ヒトラーの後継者に指名された「ヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリング」の言葉に、その答えがあると言われています。



「国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。簡単なことだ」


「自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい」


「そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に曝す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ」


「この方法はどの国でも同じように通用するものだ」

Hermann Wilhelm Göring


疑問②: なぜ、2010年〜2011年、2018年は、ミサイルが発射されなかったのか!?

2018年は、トランプ政権が誕生し、米朝の交渉過程で北朝鮮のミサイル発射回数がゼロだったとされています。

では、2010年から2011年にかけて何が起こったのでしょうか?

この時期は、ちょうど民主党政権だった時期と重なります。


内閣の支持率が低下したり、国政選挙が近づいたり、何か重要なことを閣議決定しようとすると、なぜか芸能人のスキャンダルが露呈したり、北朝鮮のミサイルが発射されているという記事をよく見ます。


今、まさに、NTT法廃止を決めようとしているタイミングで、北朝鮮のミサイルが発射されたのは単なる偶然でしょうか?

#北朝鮮 #ミサイル #弾道 #発射 #NTT法 #NTT法廃止 #支持率 #選挙




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