秋のプレイリスト3 僕が僕のすべて/嵐
受験勉強に燃えた中学時代。変わりたいと思った大学時代。変われない、もう無理だ、何もかもから逃げ出したいと思ったあの日々。どんな時にも、私に寄り添ってくれる歌が、「僕が僕のすべて」だ。
言わずもがな、この曲もスローテンポでゆったりとした曲調。1日の終わりに夕焼け空をみながら聴きたくなるような柔らかいメロディーだ。
僕は僕の人生も運命も抱きしめていこう
ひとつひとつが輝くために
春夏秋冬を走って走って
走って 走って
確かなことは 僕が創った道
それだけは変わらない
綺麗なことだけじゃない、決して楽しいことだけじゃない。だけど、それすらも愛しくて思えるような温かい歌詞に救われた。
「確かなことは 僕が創った道」このフレーズにいつも泣かされそうになる。今の自分は過去の自分が創った、という事実を突きつける鋭さを持ちながら、その創った道を生かすか殺すか、変えられるのも自分なのだ、という期待感も感じさせる。
この誓いで未来を切り開くように
この思いが届きますように
今以上に自分のこと
信じるよ
また一歩踏み出そう。自分を信じてあげよう。
明日の自分を少しだけ好きになれそうな気がする。もう10年近く私を支えてくれているこの歌が、あなたの耳に届きますように。
なかなか終わらない夏の暑さ。今か今かと待ちわびる秋。真っ赤な紅葉のように、私の心も色づき始めている。