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加熱の温度によって色が変わる金属

銀と亜鉛の合金は亜鉛の量がある値の時(Ag-50at.%Zn)、

加熱の温度によって色が変わります。

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厚さが0.5mmと薄いAg-50at.%Zn合金試料の場合、

例えば、

300℃で数分加熱した後に水冷すると

ピンク色になり、

200℃で数分加熱して水冷したときは

銀白色になります。

150℃で数分加熱して水冷したときは

薄いピンク色になります。

100℃で数分加熱して水冷したときは

ピンク色になります。

このように、加熱の温度によって色が変わる理由は、

下の図に示すように各温度でこのAg-50at.%Zn合金の結晶構造が変わるためです。

Ag-Zn状態図


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