キセキの推し

 まず、お断りを一つ。
 今回の記事は、内容に "二次創作" "BL表現" を含みます。
 二次創作の意味がわからない方、ご自身の持つなんらかのキャラクターのイメージが崩されたくない方、BLの意味がわからない方などは、こちらの記事を読むとご不快になる可能性がありますので、注意してください。

「仏壇製造販売会社が、推し壇なる物を売っている」
 と、家人が教えてくれた。

 ワタシの推しは、ことごとく鬼籍に入っている。
 SNSの友人には、ふざけて「鬼籍の推し」と言っているが、ぶっちゃけシャレにもならんと思っている。

 先日、デヴィッド・マッカラム氏が亡くなった。
 前回の記事にも書いたけど、ワタシにとってのマッカラム氏は永遠にイリヤ・クリヤキンのままだ。
 正直、NCISはマッカラム氏目当てで見ていた。
 ギブス役のマーク・ハーモン氏は、かなりマッカラム氏を贔屓にしていたように見えた。
 勝手な思い込みだけど、マッカラム氏があの年齢までレギュラーで出演し続けていたのは、ハーモン氏の希望だったように思っている。

 閑話休題。
 ワタシにとってマッカラム氏は永遠にイリヤ・クリヤキンであることは先にも述べた。
 では、ダッキーの立ち位置は?
 それは、アンクルを引退したイリヤが、一般人として当たり前の暮らしが出来るように用意された身分!(どキッパリ)
 でも、本当を言うとこの「すごい妄想」は、純粋にワタシの考えではありません。
 それは、海外のオタクなおねえさま方が考案された、すごい妄想なのです!

 海外の二次創作界隈は、ある意味「コレの元ネタは原作者(脚本家・プロデューサーなどなど)に著作権があります!」と注意書きをすれば、全部オッケー! なところがあって。
 それどころか二次創作物に「元ネタの著作権は原作者にあるけど、このファン・フィクションの著作権は私自身にあります」とか、キッパリ書いてある。
 ガイジンの割り切り、スゲエ。
 でもって、そーいうファンフィクを、日本のPixivみたいな投稿サイトにぼんすかぼんすか投稿して、みんなで萌えを分かち合っている。
 肩身は全然狭くない、なぜならそこは「二次創作専用投稿サイト」だから!
 そして投稿したまま、次のジャンルに移動しても、前のジャンルの投稿作品はそのまま残してある。
 おかげで後発ニワカ組も、過去の名作読み放題!
 ガイジンの合理性、スゲエ。

 でもって、実を言うとワタシがそのサイトに行き着いた理由は、ナポソロではない。
 最初のきっかけは、謎の円盤UFOだった。
 これまた古いジェリー・アンダーソン作品だけど、そこでシャドウに潜入するアンクルエージェントなクロスオーバー二次創作を読んで、「そうか、ココにはナポソロもあるんだ!」となって、上記の「ダッキーイリヤ説」を見たんです。
 目からウロコがボロボロ落ちた。
 こんなん、後は「華麗なるペテン師たち」のアルバート・ストローラーも巻き込んだ、おもしろ二次を探すに決まってるじゃん!
 NCISの人気ジャンルは、基本的にギブ×トニっぽいけど、ナポ×イリ(ダキ)←ギブとかもあって、いやホント、腐女子の妄想に国境はナイです。

 イマドキはAIを含めて翻訳が飛躍的に良くなっているから、ただ翻訳しただけでも結構読める。
 お気に入りのストーリーは、自分で文章直して保管しちゃうゾ!

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