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正義の罠ビート、オルガマン!!!!!!!!!!

始めましての方はどうもどうも、それ以外の方はいつもありがとうございます。最近砕いたオルターデッキをmdで組みなおしたところ、慢性的にずっと残っていた頭痛や腹痛、眼精疲労が無事に消え去って我ながらやばいなって思ってるしゃるるです。オルター狂いです。

今回はまたオルタ―ガイストについて話せたらいいなーと思って記事を書くことにしました。
というのも今回の構築、我ながらくそきもいなーって思う構築であり、どうにか言語化してまとめたいなと思った次第です。

また、別に大会とかではなく対戦会程度のノリの場ではあるのですが、mdを盛り上げようと精力的に活動してくれているチームであるEXWさんの【EXW闘技場】にて、引きが強すぎたせいでなぜか同率1位をとってしまったこともあり、せっかく言語化するなら応援の意味も込めて書いてみたいなーって思った次第です。

いつものごとくなのですがまともに結果を出してないどころかランクマッチ嫌いが延々と戯言を並べてる感じなので、「よくわからないけど雑魚の言うことを聞いて暇でも潰してやるかぁ!」みたいな軽いノリの人が見てくれるとほんとうれしいです。

オルターガイストについて

ご存じの通り(知らないなら今覚えろ)オルタ―ガイストは罠ビートです。が、エルドリッチなどと明確に違う点が1つあり、それはオルターガイストは正確に言うと罠ビートではなく、罠をトリガーにして起動する低速ビートとでもいうべき存在であるという事です。

《オルターガイスト・マルチフェイカー/Altergeist Multifaker》
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が罠カードを発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト・マルチフェイカー」以外の「オルターガイスト」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「オルターガイスト」モンスターしか特殊召喚できない。

遊戯王カードwiki

《オルターガイスト・シルキタス/Altergeist Silquitous》 †
効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/攻 800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの「オルターガイスト」カード1枚を持ち主の手札に戻し、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「オルターガイスト」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

遊戯王wiki

《オルターガイスト・メリュシーク/Altergeist Meluseek》 †
効果モンスター
星1/水属性/魔法使い族/攻 500/守 300
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは直接攻撃できる。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト・メリュシーク」以外の「オルターガイスト」モンスター1体を手札に加える。

遊戯王wiki

《オルターガイスト・ヘクスティア/Altergeist Hexstia》 †
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/魔法使い族/攻1500
【リンクマーカー:右/下】
「オルターガイスト」モンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、
このカードのリンク先の「オルターガイスト」モンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):魔法・罠カードの効果が発動した時、
このカードのリンク先の「オルターガイスト」モンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト」カード1枚を手札に加える。

遊戯王wiki



握っていない人にはけっこう誤解されがちなのですが、オルターガイスト名称でまともに使える妨害罠はプロトコルしかなく、罠をトリガーとするフェイカーをエンジンとしたモンスター妨害で妨害をするのがオルターガイストというテーマになります。
なのでNSエンドすら当たり前となるほど展開力を犠牲にした代わりにメリュシークやシルキタス、ヘクスティアなど、「こいつらこの性能でこんな簡単に出していいのかよやべーな」みたいなモンスターカードが豊富にあるデッキです。


そう聞くとスキルドレインみたいなカードで詰むのか、と思われるかもしれませんが、先ほど言ったオルターガイストプロトコルという罠が割といかれてます。

プロトコル下ではスキルドレイン状態でもモンスター効果を用いて展開することができ、誘発も無効にする効果は通りません。同じ罠ビートでありながら、オルタ―ガイストがエルドリッチに微有利程度つけられたのはこれが理由です。センサー御前が割と無理だから今はきついけど

また、先ほど言った「罠ビートではなく罠をトリガーとした低速ビートである」という通り、誘発もある程度の枚数を詰めます。
具体的に言うと最低限9,普通に12,無理をしたら15っていう感じです。誘発を詰める罠ビートというのは若干どころか大分珍しく、そこもオルターガイストが唯一無二の性能を持っている理由となります。

オマケに1つ言うとすると、勘のいい人ならお察しかもしれませんが、ここら辺の強いカードはなにかしらのサルベージor回収効果もオマケでついています。なのでリソースを回すまでの時間稼ぎが非常に大変なものの、回りだすとなんか一生リソースが循環していきます。このリソースを循環させてるときがマジで楽しいです。

ルーンと違って永続への依存度も低く、結構罠ビートというデッキとして楽しめます。正義の罠ビート、オルガマンです。

オルターガイストの環境における評価について

では軽くオルターガイストについて理解していただけたところで本題に入りましょう。めんどくさいので先に結論を書きますね。




















絶対組まない方がいいです
特定のデッキのネガキャンってあんまり好きじゃないんですけど、こればっかりは許してほしい。
オルタ―ガイストが用意できる妨害は主にプロトコル+シルキタスのバウンス、これに汎用罠って感じなのですが、基本用意できる妨害は2-3妨害であることがほとんどです。このせいでLL鉄獣等の手数でまくってくるデッキが鬼のように苦手です。

また、ザンキは2-3妨害程度であればよほどいい罠を引いている等の上振れがない限り平気で貫通、ルーンというデッキに対してもルーンの特性上長期戦リソース戦を仕掛けたくないにもかかわらず打点の少なさから長期戦をせざるを得ず、そんなことしたら毎ターン3枚ドローしてくるデッキに勝てるわけがないので勝ち筋浅いです。おまけにルーンに採用されがちな御前割拠スキドレセンサーのうち半分に対して半死を宣告されるデッキでもあり、普通にきついです。
というかざんきとルーン両方見れるからってリヴートがメインから投げられるランクマで罠ビートなんか握ってられるかよ!!!!!!

オマケにこれからくるスプライトティアラにもどうやって勝つの???って感じでもあります。
オルターガイストのG受けがいいという話はよく聞くかもしれませんが、それは「Gを受けるほど展開力がない」という事の裏返しでもあり、最近のパワーが上がりつつある遊戯王だと最大出力不足を痛感しがちです。これでもっとパワーの高いスプライト、イシズ、ティアラ、ビーステッド、クシャにどうやってあらがえばいいんでしょう?フェイカー闇だぞ!!!!!!

別にギミックは強くて弱くはないです。性能は唯一無二で、実際回してて楽しいデッキです。
ただ残念ながら最大出力と安定感が終わってます。性能だけで見るなら、罠ビートしたくてオルターガイストを検討してる人はオルターガイストに魅せられた物好き以外エルドリッチかウェルカムと姫だけ確保してラビュ新規待つ方が賢いです。エルドリッチも今ルーンに勝てないしラビュも闇前提でルーン見れるくらいなんだんだぞほんま意味わからねぇあの悪の罠パカ…

ん?じゃあなんでこんなもの書いてるの?だって?

俺がその物好き張本人だからに決まってんだろ

まあ前置きはこのくらいにして、そろそろ構築について解説していきます。

構築について

EXWさんの宣伝もかねてツイート自体を張らせていただきますね。これの3枚目です。こういう対戦会はまた開催するらしいので、皆さんぜひ参加してみてください!たのしかったですよ!!!

…よしノルマ達成!

採用カードについて

まず前提として、これからオルターをやる人はこのオルターカードの枚数+クンティエリ&マテリアリゼーション2枚目くらいから始めてみてください。これけっこう基本の形です。オルターガイスト自体が展開力がなく、カード1枚1枚を読んでいけばなんとなくわかるテーマなので解説は割愛します。というよりだいぶ前の環境の記事ですがオルターカードの動きについてはすでに書いてるのでこちらをご覧ください。

来期MDのオルターガイストについて~エルドリッチの下位互換とならないために~|しゃるる|note

誘発について

先ほどオルタ―ガイストは誘発を詰める罠デッキである、といいました。実際自分も環境初期は普通の誘発いれてるオルターを使ってました。

ちょっと古いけどこういう感じの

ただこれ信じられない位勝てなかったんですよね。
まあ当たり前といえば当たり前なのですが、現行環境にいるザンキやふわんは泡やヴェーラー1枚程度では全然止まらず、ルーンに関してはうらら以外まともにくらう誘発がないんですよね。
ただこれ以上誘発枚数を増やすのもつらい、種類を変えてみてもダメ…じゃあどうしたら…って思ったところで考え付いたのが今回のきしょい構築です。
要はザンキとルーンに使える最低限度の誘発枚数でとどめて、あとはパワーカードをこれでもかとぶち込み、相手の心を折ろう!という構築です。
まあまだ調整段階ですし、そもそもなんでこれで6-1できたの!?って自分で思ってる構築なんで悪しからず。

これあくまで自分用のまとめだから!!!!

はるうらら

言わずと知れた最強カードです。かぶりとか気にしないでいい3枚でいい。

増殖するG、屋敷わらし

増殖するGはザンキに投げれること+ルーンにも最低限1ドロー程度の仕事ができること、屋敷は泉や超階乗に打てることなどを加味して採用しました。2枚ずつなのはかぶったらくそ弱いからです。
Gに関しては3いれるか審議なのですが、屋敷に関してはオルタ―ガイスト自体が墓穴をあまりくらわないテーマである+今回の構築で誘発を削っているがゆえに「投げたGなどが墓穴されたときに屋敷を投げて無理やり通す」という屋敷の強い性能をフルに発揮できる状況ではないです。ゆえにこの2種以外の仕事がほとんどなく、入れても2で確定でいいと思っています。

拮抗勝負

現環境に万能無効を2-3構えるテーマがほとんどいないため、結構ぶっ刺さってくれます。一応フェイカーと同時引きで最強の初動になりますが、それが毎回できる右手を持ってるなら遊戯王なんかにうつつを抜かさずカジノに行くべきです。

メタバース、魔法使い族の里、ネクロバレー

最強のギミックです。以前は里を安定して維持するためにドラグマギミックなどを混ぜていましたが、今はフェイカーが準制限なので必要ないと考えています。
どちらも環境トップに結構強いフィールド魔法であり、メタバースで好きなほうをもってこれる&メタバースは罠なのでフェイカーの起動に使えるというのが重要です。
EXW闘技場では全然使わなかったのですが、ランクでやった感じだと感触は悪くないです。

王宮の鉄壁

割とネタより出採用したのですが結構悪くないです。ルーン対面開いて通せば勝ちなのは言わずもがな、ザンキもスモワが使えなくなり、壺関連のあらゆるカードの使用も禁じるので思ってたより何倍も強かったです。
ただ自分の壺も封じるので、扱いと採用枚数に要検討っていう感じです。
一応これとメタバ里バレーギミックを同時採用して自分に影響がまったくない罠ビートがオルターガイストくらいしかないというのは強みにカウントしていいんじゃないかなーって思います。

…ここまでで執筆時間1時間。疲れました。あんまり推敲とかに時間かけたくないし、今を逃したら絶対書く気が失せるので、とっとと書いて出します。誤字とか読みにくいところがあったらすいません。

最後にこれまじ?って思うだろうなーってところを回答して終わりたいと思います。

泡0?

確かに泡は強い誘発ですし、オルターにとっては手札からうてる罠=フェイカー起動に使える罠なのは事実なのですが、現環境これ打って解決する場面があまりにもイメージできなかったので試しに抜いてます。普通にMD始まってから一番泡が弱い環境じゃないですかね今?調整次第では余裕で戻ってきます。
というか書きながら思ったんですけどダイヤ素材のラプラシアンが重すぎて、ダラン止めてダイヤへのアクセス抑えることで妨害の質が落ちるんでたぶんいります。

プークエリ2?

WMGPでプークエリ差で負けたのがショックな失敗体験もあるのですが、フェイカーを持っていない時でもヘクスティアを出すことで最低限サーチになるのがそこそこ強いこと、墓地にヘクスティアがいるという状況自体がとんでもなく強いことから2枚で回しています。
かぶりや罠が欲しい時の素引きが弱いんで結構審議です。

フェイカー2?ガゼルは無制限になったよ?

ほんとなんででしょうね?俺もほんとは3枚積みたいです

フェイカー返せ

何か質問があればTwitter(@bbs_ypp)までよろしくお願いします
それでは。





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