しゃるるのMDチーム紀行文〜結局チーム戦ってなにが楽しいの?〜
こんにちは、しゃるるです。
…え?今自分が読んでる時間は夜だから「こんにちは」は不適切…?
は〜い、おはようございます!だっる
まあそんなわけで始まりました、第3回しゃるるのMDチーム紀行文です。
前回前々回と記事を読んでくれたり、拡散していただいた方は誠にありがとうございます。
今回が初めてだよーって人も大丈夫!よかったら楽しんでいってね!
記事の拡散等もとっても嬉しいのでまってまーす!暗黒????ト「スパチャもOK!」
今回はチームやリーグの紹介ではなく、チーム関連のちょっと真面目な雑談ということで
【そもそもチーム戦のMDって何が楽しいの?】
というお話です。なんで今更!?って思うかもしれませんが、冷静に考えてみるとチーム戦の面白さ等を知らない層にいくらアプローチをかけても、そもそも意味がないんじゃないか?と思ったからですね。
感覚的にはYOUTUBEのくそしょーもない安価ゲーの広告みたいなものかもしれません。
あともう一つ理由がありまして、
【人読みが下らない、みたいな文化が深く根付いている】
ということに最近気づきまして、それに対しても何か一言いいたいなーと思った次第です。
実際人読みというもの自体はくだらないものですし、その意見には全面的に同意です。大会とかでも
「名前が知れているからこそ、1回戦でガンメタデッキに変えられたんじゃねぇのこれ?」
みたいな話も聞きますし。
…あ、別に物申す!!!とかそっち系の生産性も意義も価値もないくそしょーもないお話じゃないんで、そこだけはご安心ください!!
もうなんかグダグダ言ってても皆さんの頭が?????になるでしょうから話を進めます。
結論から先に申し上げますと
MDにおけるチーム戦は本来忌避される人読みと、カードゲームというコンテンツにおける楽しみの1つであるメタ読みが混合。協議性をもって存在し、独自のゲーム性を会得したものである
ということです。
ではまあ詳しく解説していきましょう。今日マジでおふざけが思いつかないんだよなまじめな記事になっても許して
チーム戦って何が楽しいの?
チームというものに一切かかわったことがない人たちはこれが一番不思議なことでしょう。
実際、MDというゲームにおけるガチコンテンツがランクマッチorたまに開催されるDC、あとは非公式で開催されているCSくらいしかないので、これもまあ仕方がないことなのかもしれません。
ただ、チーム戦における遊戯王の楽しさは、ランクマッチ等とはまた違う楽しさがあります。
僕が考えるチーム戦における楽しさは主に以下の点があると考えています。
1.純粋に仲がいい人とわいわい遊戯王という同じコンテンツを楽しめる
2.読みあいの楽しさ
3.ランクではあまり活躍しないようなデッキでも活躍できる
です。
1.純粋に仲がいい人とわいわい遊戯王という同じコンテンツを楽しめる
これに関しては文字通りです。普通にマスターデュエルを楽しむ程度であれば同じデッキを調整、相談、対戦みたいな、そのくらいではないでしょうか。
しかしチーム戦に参加すると、これらすべてに「同じチームとして勝つために」という理由が追加されます。
また、これら以外に「次の試合のオーダーを考えるための議論」「対戦相手の研究」等々、チーム戦特有の共同作業が追加されます。結婚式かな?
まあ当然これらの作業には結構な時間がとられます。
しかし、遊戯王というコンテンツが好きで、ランクマッチでは物足りないorランクマッチが嫌いでやることがないような人にとっては、これ以上ない楽しい時間となることでしょう。
dcやランクマッチのない(終わった後の)虚無期間にまだやる気があって、大会に出るのもなんか違うなーっていう人にとっては、これ以上ないくらい面白い、濃密な遊戯王の時間を作ることができると考えます。
あ、別に常にチームとして活動するのがしんどいって人はそういうのじゃない、チーム戦に参加すること自体が目的の緩いチームもあるから探してみるといいと思います!!一応ね
2.読みあいの楽しさ
正直チーム戦に参加する楽しさのうちの大半がここに依存します。
チーム戦というものは
という流れで進みます。
お気づきになられた方も多いと思うんですが、このチーム戦というコンテンツ、人メタの要素を多分に含みます。
だからと言ってそれがつまらないかと聞かれると、自分は否と答えたいです。
当然ですが、チーム戦というものは別に個人で戦っているわけではないので、「既出情報として人メタされやすいから、じゃあそれを踏まえて戦術考えようか!」みたいな考え方ができるからです。
実際自分がかつて経験した状況だと
・3vs3の試合で初手にドライトロンを投げられているのを見ているため、初手にドロバ等を入れた誘発デッキをもっていきたいが、それを前提として順番を後ろに置いてくる可能性もある。順番を間違えるとそのまま縦られる可能性があるし、そもそもドライトロンを持ってこない選択肢も十分にあり得るのでクッソ困る
・相手にシャドールの使い手がおり、当時環境単位で強かった斬機を持っていきたいものの、ミドラーシュが重すぎるためケアを考えないといけない。
ということがあったり、逆に
・アダマシアを若干浅く見ていたせいで、クッソうまいアダマシアに3縦される
・ずっと秘匿し続け、ないと思わせ続けたふわんだりぃずがそのままぶっささり3縦
ということもあったりします。
チーム戦における人メタ、情報戦は、DC直前の上級者たちがよくやっている政治とはまた違う方向性での面白さがあるのです。
3.ランクではあまり活躍しないようなデッキでも活躍できる
先に言っておきますがここで名前を挙げるデッキは別に弱くはないです。ただ当時の環境においてtier1~2のような環境トップクラスのデッキ!という立ち位置ではなかったのに、リーグだとかなり警戒されていたし使いやすいデッキだったみたいなニュアンスで見て下さい。
例えば電脳。事故がとにかく怖いデッキですが、マジキャンをサーチするなどしてルーンに対する強さを持ちつつ、メタが刺さりにくいデッキであるがゆえに罠ビート関連のデッキに対してめっぽう強く、使い手がいるチームは警戒していました。
例えばシャドール。対応力やリソース等でくそ強く、特に斬機環境においては斬機にかなり強く出れていました。
エルドリッチに対して有利がつくのもだいぶ強かったようです。
例えばマリンセスやイグニスターや、サラマンのような自由枠が豊富なサイバース関連。
こいつらは誘発や自由枠のカスタム次第で初手出しやすく、ふわんに対してあまり強くないこと以外はかなり使いやすいデッキでした。
イグニスターはその初動の安定性を、マリンセスに関してはうちの元チームメイトのTobyが強すぎたリソース循環のしやすさと自由枠の広さを、サラマンに関しては永続デッキへの対抗策を広く持ちながらフレイムバッファロー等で誘発や対策札を引きやすい点を、それぞれ買われて出ていたように感じます。
このように、「ランクマッチで圧倒的強さがあるわけじゃないけどリーグだと使いやすいよねぇ」みたいなデッキはかなりあり、いろんなデッキに活躍の場があるのもリーグの良さだと考えています。
こんな感じで、チーム戦はチーム戦でいつものマスターデュエルと違う楽しみ方ができるのが良いところです。
またリーグの試合配信では配信者がよくこのような裏話(○○さんはこういうデッキをよく使う等)を話してくれており、意外と外から見ても楽しめます。
僕がチーム戦というコンテンツが大好きで、こんな記事を書くようになったのもここが理由です。
はまるとマジで楽しいんだこのコンテンツ
みんなもぜひ見に来てくれ
配信予定のリーグについて
とはいっても「結局今どんなリーグが開催されてるかわかんなーい!わかんないものは観戦できないわボケなす!!!」っていう人もいるかもしれないので、2023/4/10現在の配信がある国内リーグについて紹介しておきます。
コーヒーcup
こちらは暗黒流コクラサーペントさんが開催するコーヒーCUPというリーグ戦です。
チームリーグとしては初めてドラフト性を採用したリーグで、今ツイッターで一番トレンドなリーグといえるでしょう。
ドラフトの様子や試合等は配信するらしいので、こちらを試しにのぞいてみるのはいかがでしょうか?
A-wars
こちらは僕も運営をお手伝いさせてもらうことが決まったリーグ、A-warsさんです。これ個人的に書いてるだけだから宣伝費用とかもらってませんよ、いやそんなにもらえませんよ運営さんげへへ
A-warsさんについては先日専用の記事を書きましたので、そちらを良ければご覧ください。
しゃるるのMDチーム紀行文~A-Wars編~|しゃるる|note
簡単に説明するとシングル戦で行われるチーム戦、かつ配信にも非常に力を入れているリーグです。
観戦しているだけでも結構面白いので、こちらも開催された暁にはぜひご観戦ください。というかまだ募集してるから出たくなったら参加してみてください。
終わりに
今回もご覧いただき誠にありがとうございます!今回はちょっと真面目な記事になっちゃったから、僕のはっちゃけが好きで読んでくれてる人はすまんな!!そもそもまじめ系紹介記事なんだからはっちゃけが不要とかそういう野暮なことは言わないでね
このアカウントでは他にもリーグ参加チームの簡単な紹介、他リーグ等の情報も流していけたらなーと思っているので、フォローなり拡散なりしていただけると非常に喜びます。
具体的に言うならコンビニで新しい味のおにぎりが出て、不安に思いながら食べてみたらくそうまかった時の6倍くらい喜びます。
また、「こういうこと知りたいなぁ」や「こういうのどうなの?」みたいなこと、「お前ツイートきしょすぎるんだよ」みたいなお話があれば、お気楽にTwitter(@Bbs_ypp)までご連絡ください。
ではまた次号でお会いしましょう、おつしゃる~👍👍
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