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令和企画書・これからの教育の方法と呼吸社会。


1.承前 40年前の認識から

 僕は、30歳の時に最初の単行本である「企画書」を書いた。1981年の発行だが、原稿の大半は、1970年代にロッキング・オンの編集と、ポンプの創刊と運動を続けながら考え、書き続けた20代の時の原稿をまとめたものだ。

 その第一章のタイトルは「素人の時代」であり、最初の文章は「呼吸社会」である。今から40年前の30歳の橘川の文章である。僕は、ここからはじまったが、それ以後に続けた思考や表現は、ここに書いてある以上のものはない。人の一生は短く、それほど多様で複雑な方法論を身につけることは出来ない。10代て感じたこと、20代で考えたことが、人生を貫く。原理のない人生は虚しい。

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