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小説「占い師の時代」-----探偵と純喫茶マスターと占い師

マスター橘川幸夫の小説を連載しています。 オンライン純喫茶「キツ」 24時間営業しています。 https://miraifes.org/kitsu/
樹喫茶「キツ」に客がこないので。この部屋は、マスターの物語生成工房にしようと思う。
¥2,000 / 月
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#イコール

橘川幸夫の小説

橘川は雑誌的な人間なので、人類のタイムラインと一緒に疾走していくのがロックだと思っていたので、立ち止まって過去を振り返ったり、自分を客観的に眺めて描写したりする小説が嫌いだった。嫌いというのではないかもしれないが、方法論的に違うと思っていた。そういう余裕はないと思っていた。 大手出版社には、雑誌部と書籍部があって、仲が悪い。それは方法論が違うからだろう。 そんな橘川が突然、小説を書いてみたくなったのは、50歳を越えた時だ。50歳で自分の人生は終わったと思い、生前葬を行って

『イコール』編集塾の開始(2024年6月26日版)

『イコール』編集塾の開始(2024年6月26日版)  橘川幸夫は1972年の「ロッキング・オン」創刊以来、既存の出版社のメディアの作り方とは別の「参加型メディア」という独自の方法を模索してきました。  50歳までは、社会の中で具体的なメディア開発を模索し、50歳をすぎた時に、次の世代に自分の経験をバトンタッチするために私塾をはじめました。  最初は「リアルテキスト塾」という名前で、客観的な文章技術ではなく、リアルな自分自身の感覚での表現を目指すために、まとわりついている

イコールのサイトをリニューアルしました。

21世紀の雑誌創刊。

かつて雑誌とは、音楽やスポーツなどの同好の士の情報共有だったり、経済や政治や文化の最新情報や裏情報の共有のためのものであった。元々あったコミュニティの上で多様な雑誌が生まれ発展した。そうしたニュース的な情報は、インターネットが吸収した。 インターネット以後の雑誌は、むしろ失われたコミュニティを形成するためのものになる。つまり、情報化社会の上での新しい村づくりである。こうした情報的村が多種多様に展開されることによって、林雄二郎が言った、ファンクショナル コミュニティが成立する

時代の最前線を個人の視点で探り出すメディアの情報誌『イコール』は2024年01月15日、発売します。

時代の最前線を個人の視点で探り出すメディアの情報誌 『イコール』は2024年01月15日、発売します。ただいまクラファン実施中。 メディア情報誌「イコール」を創刊したい。 ●Creator 『イコール』創刊0号のクリエイター(執筆者、発言者、イラストレーターなど)の皆さん。 安藤哲也/前川珠子/久恒啓一/田中よしこ/松島凡/淵上周平/平方亜弥子/松本龍二/青山一郎/高橋信之/地蔵真作/入江武彦/柳瀬博一/安川新一郎/田久保あやか/片岡利允/松谷愛/田原真人/エンドウユイ

個人的な『イコール』創刊宣言

 僕が学生時代にロッキングオンの創刊に参加して以來、ずうっと行動するたびに違和感があったのが「お金」の問題です。お金が欲しいのは当たり前なんですが、その当たり前のことに違和感を感じながら、不器用に世間を生きてきました。  僕は1968年に大学に入り、社会に自明のこととして流れている感覚や価値観に違和感を感じました。今の社会は近代と、その方法論を先鋭化した日本戦後社会の方法論であり、その方法論が崩れつつあるのに、平然と暮らしている人たちに不安と不信を覚えました。しかし、だから

イコール創刊宣言ver.1

メディア情報誌「イコール」を創刊したい。クラファン実施中。

「イコール」メディア・アンケート

雑誌「イコール」では、編集部以外の皆さんの協力も求めていきます。 以下のアンケートにお答えください。 https://forms.gle/My5zuSPKKBd9wws58