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深呼吸する言葉(note有料版)/橘川幸夫

深呼吸する言葉は、橘川幸夫が自分の人生の局面で、考えたり感じたりしたことを、短い文章に結晶化したものです。「有料版」は、それぞれの言葉に注釈をつけていきますので、それが読めます。… もっと読む

随時、新作をあげていきます。また古い言葉にも、気が向いたら注釈をいれていきます。「深呼吸する言葉」… もっと詳しく

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ロックとは、みんなで自分たちの場を作ることだ。誰かに与えられたものではない場を。メディアの上でも組織の上でも具体的な空間の上でも。その運動体のことだ。

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良いイベントやセミナーというのは、良いアーティストや講師が決めるのではない。良い観客がいて、はじめて実現するものだ。

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才能とは、願う力。努力とは、願いを忘れない力。

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僕たちは、愛している人に愛しているとは言わない。それを言うのは、愛し始めた時か、愛していることに不安な時か、あるいは愛していることを理由に何かを実現したい時だろう。愛国心もまた。

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私の大好きな人が亡くなると、私の一部が失われた気がする。そうか、私とは、大好きな心で出来ていたのか。

深呼吸する言葉

連帯を求める声は小さく透明な声で。

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旅行というのは、行って帰ってくるものだけど、旅というのは、もしかしたら帰ってこれないかも知れないという不安と覚悟を抱えて出ていくものである。そういう旅に出たことがあるかい?

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言葉にしないと伝わらないし、言葉にすると誤解される。そのやっかいさは引き受けなければならぬ。

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思想というのは、自分の中を鋭く突き抜けていくものと、自分の中をさわやかに吹き抜けていくものがある。人もまた。

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目的もなく、ふらっと寄れる場所や会える人がいるのは、幸福なことだ。

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迷わずに疾走するのではなくて、迷いながら全力を尽くす。

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人を育てるという発想のない人が、人の先頭に立ってはいけない。

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Twitterとは集団的なブレストである。ブレストのルールは何を言っても良いこと。誰かが言ったことを否定しないこと。自分の頭の中の思考の可能性として受け止めること。それを個人が論理にして行動するのはネットの外の現実世界で果たすべきこと。（2011-5-20 復唱）

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才能のある人とない人がいるのではない。成長する人としない人がいるのだ。

深呼吸する言葉