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橘川幸夫の深呼吸学部

橘川幸夫の活動報告、思考報告などを行います。 ★since 2016/04 2024年度から、こちらが『イコール』拡大編集部になります。 『イコール』サイトはこちらです。 h… もっと読む
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2024年4月の記事一覧

イコール編集長日記 批評とコラム

真崎守の全仕事を整理している。最中さんが土日や休日に事務所に来てくれて整理作業を続けてくれている。昼間、事務所に行って打ち合わせ。マンガの原画整理も貴重だが、真崎さんは、文章の達人だと思う。60年代にCOMで、峠あかねの名前でマンガ評を連載していて、その文章を読んでいた僕は、最初、マンガ評論家を目指した記憶がある。 COMは、マンガ界のもう一人の巨人である白土三平さんや、気鋭のつげ義春さんらを抱えるガロに対抗して、手塚治虫さんが作りたかったと言われている。その雑誌で、虫プロ

編集長日記 『イコール』の書評

『イコール』の書評は、新刊宣伝に特化していません。 書き手が一番大切にしている本の書評を中心に構成しています。 絶版本のレビューもありますので、読みたい人は、ネットで探してください(笑) つまり、シェア書店型書評なんです(笑)

編集長日記 0429

イコール創刊号の最後の校正。しかし、まあ、はっきり言ってすごい雑誌が出来る^_^。若者の本離れと言う言葉があるが、では、若者の言葉離れかと言うと、そんなことはなくて、メールやLINEで、膨大な言葉が発信されている。ネットがなかった時代、こんなに全ての人が文章を書く時代はなかった。社会に出れば、普通は、手紙なんか書かなかった。業務報告書とか稟議書くらいならもの^_^。 要するに、言葉の時代なのだ。テキストの時代だから、単なる書きっぱなしのテキストではなく、著者の人生をかけた、

編集長日記 ほんまるで初セール

昨日オープンした、ほんまるで、初めて一冊うれました。システムのあるシェア書店は、この通知が嬉しい^_^。 ゲームは動詞で出来ている。 取次通してません。一冊3000円です。 1000円の本を3000部売るためには取次が必要だけど、3000円の本を1000冊売るには、まだ新しい方式の可能性があるはずだ。読者層の顔の見える3000円本を、イコール発で出していきたい。 柳瀬博一くんのプレジデントの書評効果楽しみ。

橘川幸夫の深呼吸学部(私塾)参加者募集

●はじめに 私は1972年に音楽雑誌ロッキング・オンの創刊に参加し、創刊の10年間を編集スタッフとして過ごしました。雑誌を出すために写植という技術を学んで写植屋を開業は、70年代は、私の住居がロッキング・オンの編集部であり、写植屋の作業場でした。ロッキング・オンは渋谷陽一が編集長で、私は編集室長でした。78年に、今の宝島社で、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊し編集長になりました。70年代の雑誌の時代を、参加型メディアの追求というテーマで動きまわれました。  その後、参加型社会を

3Dイコール

イコールの執筆者と、読者が一同に集まるイベント。第一回目を4月13日に、神宮前シェアラウンジで行った。 創刊号がでたら毎月実施の予定。 詳しくは、後日。

イコール編集長日記

保田與重郎にならって、現代畸人伝を書くかな、と思っていた。イコールで連載して、まとめれば一冊。誌面を私物化出来るのが編集長の役得^_^。 10人の畸人の一人に入るだろう、佐藤ノリが、怪しい機械を発明して、事務所にやってきた。相変わらずである^_^、 連休明けに、ノリの番組かブログで使う対談をすることになった。イコールは、また、別の畸人に会いたいと相談きたので、企画しよう。怪人同士の対談、まとめるのが塾生に助けてもらおう。   音楽の方は、ライブを企画しよう。 何にも考え

『イコール』メルマガ準備中

『イコール』プロジェクト通信(不定期発行メルマガ・登録無料) 『イコール』は、ChatGPTの時代だからこそ、紙のメディアにこだわり、一人の個人の発言と一人の個人の読者をつなげるアナログな関係を大事にしていきます。 現在、橘川幸夫が責任編集の『イコール』が季刊雑誌(年間4回発行)として先行していますが、今後、田原真人の責任編集号、久恒啓一の責任編集号が創刊されます。今後も、さまざまなコミュニティを運営している人たちが責任編集をした『イコール』が登場するでしょう。 私たち

「味なニッポン戦後史」著者・渋川祐子さんを囲んで。『イコール』著者のいる読書会(深呼吸学部)

「味なニッポン戦後史」著者・渋川祐子さんを囲んで。『イコール』著者のいる読書会(深呼吸学部)

第二次深呼吸学部 講義8回目

第二次深呼吸学部 講義8回目

「味なニッポン戦後史」著者・渋川祐子さんを囲んで。『イコール』著者のいる読書会(深呼吸学部)

「味なニッポン戦後史」著者・渋川祐子さんを囲んで。『イコール』著者のいる読書会(深呼吸学部) ▼詳細は以下です。 著者を招いての読書会を行います。 これまでも、「起業の天才!―江副浩正」著者の大西康之さんを招いたり「積極的に治さない瞑想箱庭療法」共著者の朝倉新さんを招いての読書会を開催してきました。 今回は「味なニッポン戦後史」(集英社インターナショナル)著者の渋川祐子さんと担当編集者の方をお招きします。 戦後の食文化は時代の変化に対応して、複雑な変化を遂げてきました。さ

『イコール』久米信行と映画を語る会「草原の実験」2024年04月12日

第二次深呼吸学部7回目講義

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何人かの友人に言われたのを合わせると、こうなる。「イコールは橘川幸夫の壮大なるミニコミだ」と。

何人かの友人に言われたのを合わせると、こうなる。 「イコールは橘川幸夫の壮大なるミニコミだ」と。 その通り。イコール創刊0号は私の友人しか書いていない。創刊号は少し投稿が入ってきているので、少し変わってきたが、依然としてミニコミである。 マスコミに憧れたことはない。マスで無関係の人に読んでもらうより、本の感想文を書いてきてくれたり、会いに来てくれた人の方がはるかに大事だと思ってきた。客観的な正義や普遍的な真理なんかに興味はない。 私は1981年に最初の書籍を出したが、そ