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橘川幸夫の深呼吸学部

橘川幸夫の活動報告、思考報告などを行います。 ★since 2016/04 2024年度から、こちらが『イコール』拡大編集部になります。 『イコール』サイトはこちらです。 h… もっと読む
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2022年8月の記事一覧

研究発表型講義(Research presentation )第一回報告小谷正一

YAMI大学・深呼吸学部 研究発表型講義(Research presentation )第一回報告 小谷正一 報告・チーム闘牛 チーム闘牛北野英隆 佐藤裕也 小林佳代 青海エイミー

橘川幸夫の小説

橘川は雑誌的な人間なので、人類のタイムラインと一緒に疾走していくのがロックだと思っていたので、立ち止まって過去を振り返ったり、自分を客観的に眺めて描写したりする小説が嫌いだった。嫌いというのではないかもしれないが、方法論的に違うと思っていた。そういう余裕はないと思っていた。 大手出版社には、雑誌部と書籍部があって、仲が悪い。それは方法論が違うからだろう。 そんな橘川が突然、小説を書いてみたくなったのは、50歳を越えた時だ。50歳で自分の人生は終わったと思い、生前葬を行って

小説・占い師の時代(2)第二章 アイドルを探せ

第二章 70年代からやりなおし 1.アイドルを探せ平手友梨奈の寂しげな目つきは大学生だった光太郎の体を縛った。 湯沢光太郎は1994年、東京の世田谷で生まれた。父親は証券会社に勤務して、1980年代半ばからのバブル景気で、会社の業績もよく、会社に内緒の副業で個人投資コンサルのような仕事もしていて、年収は2000万近くあったようだ。世田谷の駒沢に一戸建ての住宅を買い、長男の光太郎が生まれた。 家から駒沢公園も近く、小さな時から母親に公園に連れていかれて、近所の子どもたちと遊

関係性は流動的である。それは生命と同じ。固定化した瞬間に死ぬ。

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デジタルかアナログかが問題なのではない。現実から未来を見るか、未来から現実を見るかの差異。

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岩谷宏の70年代のロックの訳詞を音楽にするプロジェクト(1)

岩谷宏の70年代のロックの訳詞を音楽にするプロジェクト 70年代のロック・シーンは、ロックミュージシャンが続々と新作を発表し、私たちはそれを待ち望み、新しい世界と出会う体験を繰り返してきました。それはおそらく幸福な出来事だったのだと思います。 そして、岩谷さんは、そうしたミュージジャンの曲に込めた思いを、僕らに分かりやすくかつ本質的な言葉として翻訳してくれていました。 ▼これはビートルズ訳詩集の巻頭に書かれた、岩谷さんの「訳者のことわり書き」です。古本屋で買ったので、前

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時代を仕事場にしては駄目だ。

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亀田武嗣の日本全国うまいもの塾・第三回・日本うまいもの巡り

亀田武嗣の日本全国うまいもの塾・第三回・日本うまいもの巡り

小説・占い師の時代(1)第一章「叔父からの情報」

1.叔父からの情報  神保町の古本屋街の古ぼけたビルの屋上に、よく当たるという占い師がいるというので、神保町にやってきた。教えてくれたのは、叔父の山本さんで、昔は大手不動産に勤めていて、今は定年で旅行ばかりしている。現役の頃は、神保町の再開発事業にもかかわっていたみたいだ。  神保町の周辺は高層ビルがたくさんあるが、そうした近代的な建築物に囲まれたように、古本屋を中心として「古い」町の気配があふれていて気に入っている。山本叔父さんが昔、話してくれたことがある。 「光太郎、

Twitter論1

Twitterって、考え方や支持政党で人を分類したがる人には、まるで向いていないメディアなのに、なぜかそういう傾向の人ばかりが、張り切ってるよなあ。 ハッシュタグ「#多分私しかやってない」をTwitterで検索してみて。人間の多様性に感動する人は感動するだろう。

自分出版社のススメ

Amazonダイレクト・パブリッシングはじめ、自分で出版出来るソリューションがいろいろ整備されてきたので、自分で本を出したい人は、「自分出版社」を作ることをススメます。関心のある方は、以下のグループに登録してください。 深呼吸出版社(企画)Facebookグループ

ゲーム感覚で生きてる奴と、文学感覚で生きてる奴がいるんだな。

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町はやがて、友達と会うだけの場所になる。

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