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橘川幸夫の深呼吸学部

橘川幸夫の活動報告、思考報告などを行います。 ★since 2016/04 2024年度から、こちらが『イコール』拡大編集部になります。 『イコール』サイトはこちらです。 h… もっと読む
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2019年5月の記事一覧

橘川幸夫&コンセプト・バンクNEWS 2019年05月30日

********************************** 橘川幸夫&コンセプト・バンクNEWS 2019年05月30日(転送歓迎です) --------------------------------- ********************************** 今年は夏の気配が早く感じられます。季節を感じながら、さまざまな人と時間を共有して、毎日を楽しく忙しくしています。今年の夏は、いろんなことが同時に起きる予感がします。良い方向に流れていきたいも

林雄二郎さんからの手紙

 昨日、事務所の荷物を整理して、大切なものを発見した。メールがなかった時代、僕は、たくさんの手紙を書いたりもらったりしていた。ロッキングオンやポンプといった投稿雑誌を作っていたので、読者との膨大な手紙のやりとりがあり、もらった手紙はダンボール箱に無造作に入れて残してあった。マンガや書籍の作者に対しても、読後感を送ったことがある。これは何人かしか送っていないが、返事をいただいた人とはその後、素晴らしいお付き合いをさせていだたいたこともある。  林雄二郎さんの本をはじめて読んだ

スポーツデザインシンポジウム【日本の部活の将来を考える】に参加して。

1.スポーツデザインシンポジウム【日本の部活の将来を考える】 杉並公会堂で学校の「部活動」の問題について、関係者が語り合うシンポジウムがあった。スポーツデザインシンポジウム【日本の部活の将来を考える】である。主催は、リーフラス株式会社。僕は10年ぐらいサポートをさせてもらっている。僕の本にもよく出てくるので、知っている人も多いと思う。  日本の子どもたちのスポーツ指導は、10年ぐらい前までは、古い体育会系の文化が強く残っていて、「しごき」「体罰」「暴言」などが飛び交う世界

深呼吸する言葉・正義

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茶碗屋さんと出版ビジネス(幻冬舎・見城徹社長の話題に触発されて)

 近所に古くからある生活用品や陶器の店が閉店になりセールをやってるというので、カミさんが覗きに行ったが、何も買わずに帰ってきた。「買いたい物が何もない」と。昔は、こういう店がどこにでもあり、茶碗や鍋や、あるいば鍋蓋だけとか買ったものだ。「茶碗屋さん」と子ども時代は呼んでいた。陶器は大手メーカーの大量製品のもので、戦後の物不足の中で、日本各地に流通網が出来て、安い茶碗や、テレビでアニメが流行りだすと、キャラクター付きの茶碗や弁当箱を子どもたちが欲しがった。  しかし、そういう

深呼吸する言葉・森を見る力

樹木はモノ。森はコト。コトの視点で世界を見る力が、森を見る力。

雑誌創刊準備のお知らせ。橘川幸夫。

●企画趣旨  橘川は1972年にロッキング・オンを創刊して以来、さまざまな雑誌を作ってきました。自分で雑誌を作る意味は、自分の書きたい原稿を掲載出来るということです。そして、その原稿を読んでくれる人がいるということを、確かめられるということです。 「読んでくれる人」を確かめられない限り、どんな表現も虚しい。ネットの時代になって、誰もが自由に表現出来る時代になりました。しかし「伝わる喜び」はネットではなかなか味わえません。「イイネ」はつくかも知れませんが、それがどういう意味

★情報に関すること

1979年の原稿。そうなんだ、今は、2019年。79年から現在までの時間を、全部、ふっとばして、再び、1979年の問題から時代を進めてみる。 ----------------------------------------------- ROCKIN’ON 45号 1979年1月1日 メディアに関すること1 ----------------------------------------------- ★情報に関すること  僕たちはどういう方向に向かって進んでいるのか、

死に関すること

この原稿は、1979年のロッキング・オンに連載していたものです。 橘川が29歳(笑) 音楽雑誌の中で、一人だけ、音楽に無関係なことを書いていた。 ロックは音楽の範囲を越えていくと思ったからです。 読んでくれたのは、高校生や大学生が中心。(この原稿読んだ、中学生の女の子から手紙もらったなあ) ----------------------------------------------- ROCKIN’ON 49号 1979年6月1日 メディアに関すること6 -----

一発屋芸人としての企業のこれから。

1.平成の一発屋芸人 一発屋芸人というジャンルがある。ある時期、日本中の誰もが知っているようなネタで人気者になったが、それ以後、鳴かず飛ばずになり、単発の「一発芸人特集」に出ていじられるくらいで、あとは地方公演などでかつての栄光にすがって活動を続けていたり、YouTuberに転身したりしている。「ゲッツ!」のダンディ坂野、「ちょっと!ちょっとちょっと!」のザ・たっち、「ラッスンゴレライ」の8.6秒バズーカ、「そんなの関係ねー!」の小島よしお、「なんでだろう、なんでだろう」のテ

島田奈美・復活(笑)

島田奈央子がセレクトした島田奈美のベストアルバム、リミックス盤との同時発売決定  昔のアイドルがこのように復活するというのは珍しいね。  実は、僕と彼女は親戚(笑)  年代的には20年の差があるので、僕のことは覚えていないと思うが、彼女の母親が僕の母親といとこで、昔は親戚付き合いが強固だったので、可愛がってもらった。  僕の親戚は、芸者のおばさんがいて三味線ひいたり、祖父も長唄やったり、宴会は賑やかなものだった。奈央子ちゃんのお祖母さんも三味線が上手だった。目黒に住んでい

2019年4月(2)

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2019年4月(1)

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アメリカと中国の関税戦争・私感。

トランプ政権、対中関税第4弾を発表米通商代表部(USTR)は13日、中国からの輸入品を対象とした追加関税の「第4弾」の詳細を発表した。3805品目の総額3千億ドル分(約33兆円)に対し、最大25%の上乗せを検討する。スマートフォンなど従来は追加関税の対象外だった輸入品のほぼすべてを含み、発動されれば米消費者への打撃も大きい。 アメリカと中国の関税戦争が始まった。 アメリカという国は戦略の国である。  ニューヨークのハドソン川を渡るジョージ・ワシントン橋というのがある。昔、こ