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プロが教える ツーシームの投げ方 【前編】


今回は、前回の『カーブの投げ方』に続きまして、有料記事、第4弾の『ツーシーム』の投げ方の前編になります。

『カーブ』全編はこちらです


今回も後編含め、2部構成でお伝えしていこうと思います。

ツーシームもカーブ同様に、野球歴、年齢、ポジション問わず、誰でもがツーシームを投げれるようになります。

ぜひ、今、現役の方だけではなく、指導者の方もぜひ、ご一読ください。

※下記、記事内では動画での説明が合計9本ご用意してあります。記事内の動画での説明も非常に有益な情報となっております。


■ ツーシームとは


ツーシームはシュート系の球で、横に食い込んでいき少し沈む軌道です。

カウント球やゴロを打たせるのに重宝します。

握りをずらしただけでツーシームを簡単に投げられる選手もいれば、何をやってもストレートにしかならない選手もいます。

簡単そうで難しいのが『ツーシーム』。

まずは、『ツーシーム』の軌道からご覧ください。

■ ツーシームの軌道


インコースに食い込んでくる軌道を見てください。

ツーシーム単独で見てもイマイチわかりづらいのでストレートと重ねています。

ストレートと重ねると手元に食い込んでくる感じがわかります。


ツーシームをカーブ・スライダーのように大きく曲げたがる選手がいますが、ストレートと比較しないと感じることができないぐらいの曲がりです。

大きく曲げようとすると逆にツーシームの回転がかからなくなるので注意しましょう。

■ ツーシームの回転


下の写真でツーシームとストレートのラプソードデータです。

回転と変化のデータがわかります。

ツーシームはシュート系の球です。

スピンがストレートと比較してサイドスピン方向に傾いているのがわかります(下のデータは右投手)。

ツーシーム図1

次に写真右の変化のデータです。

シュート方向に変化して縦に落ちているのがわかります。

回転と変化を映像で解説しています。

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